予定調和《俺たちの大学物語#18》
「オハザ~ス」
「おはよう、ジェニファー」
「バスルーム空いてたッスか?」
「うん、今は誰も使ってないかな」
「アザス~」
「・・・・・もう、自然だね」
彼シャツってやつかい
ガチャ
「イアン、おはよう」
「・・・ノックをしたらどうだ」
「返事を待たなきゃいけないじゃないか」
「ヨイショ。服を着ていてくれてよかったよ」
「・・・何の用だ」
「僕さ、卒業後の住処を決めかねているんだけど、よかったらルームシェアしない?」
「・・・・なんで俺と」
「イアンは夜型で、僕は朝型だからお互いのプライバシーを尊重し合えそうでいいかなって思ったんだ」
「あ、でも君の電気代は凄そうだな・・・どうせ外に出ない仕事に就いたでしょ?家賃は折半でさ」
「・・・・」
「もちろん部屋は別々。僕マイシューノがいいなぁ。良い所もう目星付けているんだ」
「勝手に話を進めるな・・・」
「もちろん彼女が卒業して環境が変わる日まででいいよ?」
「そういう風には・・・ならん」
「ハハ、どうかな?とりあえずオーケーってことでいい?」
「そうなるなら、ノックはしろよ・・・・」
というか入ってくるな・・・
「了解」
「君といれば退屈しない日々が過ごせそうだよ」
「・・・・それが目的か?お前は結構性格が歪んでいるようだな・・・」
「そんな風に言われたことは初めてだよ。思い違いじゃないかな♪」
じゃあね
「強引な奴が多い・・・」
・
・
「ネズミ取りのプレゼンなんとかなったな~」
「ウン~・・・あ」
デカセンパイ
「・・・・・!」
「おォ・・・」
「ボーシ・・・」
「ですね・・・」
「なンだお前ら・・・」
見るな
「いや~俺たちは支持しますよ」
「卒業後もよろしくお願いしますね・・・」
「デカセンパ~イやるぅ~」
「あァ・・・?」
気味が悪いぞ
。
。
。
唐突だけど水遊びしに行きます
海で泳げなかった悔いがある
大学の川で泳げますって教えていただいたのでレッツラドン
しかしこのテンションの差がな~
良い
「あの先輩ホントクールじゃん?」
「単にトシではしゃげねーだけッスよ」
「ウチのオッサンはなんなのヨじゃぁ・・・」
先頭ブッチギリですケド・・・
一応ざっくり
イアン>ヴァレックスな年齢設定
ヒェー
ツリーフィッシュ?キモイ
さっそくジャブジャブ
後ろ!なぜスローダンス始める
「おっせェなぁ」
透明度は無いけど泳げる~~
楽ぢい~~~
ジェブ君それは耐水性か~~~?
「あの子たちは何を・・・?」
「イタズラしたるッス」
「やめときなよ~・・・」
「な!」
キ、キスマーク柄・・・・!?
「オイ!ジェニファー!お前だろ!」
「アヒャヒャ!似合ってるッスよ♪」
「お前な~・・・俺は明日講義あるんだぞ・・・」
「泳ぐの上手だねヴァレックス君」
「前はよく泳いで移動してたんでェ」
「へぇ~・・・」
もうあんまり驚かないよ・・・
「ワ!初めて釣ったし!」
「ビギナーズラックだねぇ」
「(これは何です・・・・)」
そんな楽しいみんなの休日でした
・
・
「あんにゃろう・・・」
「お前のせいで講義中ボードを見ることすらやりにくかった」
あと帽子勝手に持ってくな
「なんのコトッスか~♪」
つづく