新生活!《俺たちの大学物語#03》
「ここが俺たちの寮か」
「やぁ!君たちが新入生だね?僕はジュード・ロジャーズ」
「一応案内の為に待ち構えていたけど…最近突然寮の管理人が変わってね。元々の生徒は軒並み出ていくし、寮の設備がガラリと変わってしまったから僕も正直まだ慣れていないんだ…」
「何となくその原因は知ってるよ」
「きっとジュード先輩は人畜無害なんですね」
「センパイ~よろしく~」
「??よろしく…?」
「へぇ3人とも物理学か。優秀なんだね!」
「先輩は?」
「僕は経済学だよ」
「さて入学したものの、卒業できるのかねぇ?」
「ハハ、大丈夫さ。試験までの詰め込みのコツさえ掴めればね!」
「ところでここに入っている生徒は僕たちだけですか?」
「えーっと…まずもう一人新入生が入っているよ。でも彼女は今出掛けているみたいなんだ。」
「へぇ、女の子もいるのか」
「ジョノアさん知ってるんですかね…?」
「彼女の部屋は3階の個室だ。そして3階にはもう一つ個室がある」
「休学を長くしている生徒らしく、実は僕も会ったことがない…何年前に入学した生徒なのかもわからない…」
「ヤバそうだな」
「どんな人がいるんでしょう…」
「設備工事の際もスルーされていたよ。部屋の中は全く謎だね」
「噂によるとコンピューター科学部の生徒らしい」
「情報はそれだけかい?」
「そうなんだ…まぁ実害はないよ。部屋の周りは散らかっているけどね。それに僕たちの部屋は2階だし。」
「僕たちは相部屋だ。ここのベッドを使ってくれ」
「2段ベッドですか…」
「賑やかでいいじゃないか」
「突然同室の生徒がいなくなってしまったから、君たちが来てくれて嬉しいな」
不憫な先輩…
「ん?ヴァレックスはドコいった?」
「彼ならお手洗いに。シャワー室とトイレは地下にあるからね」
「フンフーン♪寮~りょう~楽しいセイカツ~」
「ワッ!ッス♪」
「どへぇ~なんやなんや~」
ぴょい~ん
「ン?誰だっけキミ」
「ジョノアセンパイのカンワイ~後輩♡ジェニファーッス!」
「ジョノアちゃんのォ?ン~そういえば朝のパーティにいたような…」
「いたっスよwココ帰ってくるの大変だったッス~!アタシもこれから大学通うんでヨロシクオナシャス☆」
「よろしく~でももう驚かせないで~先にトイレ行ってなかったらヤバかったカモヨ~」
ムッスリ
「アハハ!やっぱ面白い人ッスね~!で、早速カレシセンパイにお願いがあるんスけど!」
「なぁによ」
「アタシの部屋の隣の住人がナゾなんスよ!廊下もやたら散らかってるし。今日ガツンと言おうと思ってたんスよ!ホラ見てくださいアレ!ヤバくないっスか?」
「そうお?端っこに寄せてある分マシじゃない?」
「あ~カレシセンパイん家って元々ゴミ屋敷だったッスね」
「失礼ね~アレはアバンギャルドなエコライフなのよ」
「とにかくどーいう奴がいるかわかんないんでアタシがキャーとでも言ったら助けに来てください!」
「一緒にオレも行ったらいいじゃんか」
「アタシに策があるんスよ~多分8割方イケるんでちょっと待機っててください!」
「さく~?」
「さてこちらにマスターキーがございます♡」
「んじゃヨロシクッス!」
ガチャカチ
ガチャ
「・・・・!?誰だお前はッ!?鍵は…!!」
「こんにちは~!センパイ♡アタシ隣の部屋に住むことになったジェニファーッス~!ン?ナニしてたんスかぁ?そりゃ~話がハヤイっすわ~ウフフ♡」
「コラ!なんだ!急に入ってきて・・・!オイ!何を・・・」
バタバタ!ガタン!
「アァ!オイ!コラ・・・!」
「あ~センパイたらァここもこんなに散らかしてェ~イケナイセンパイッスね~?ほらぁ可愛い後輩のお願い聞いてくださいよ~ホラホラホラ~」
「・・・・!・・・・!」
ガタガタガタ
「へぇ~こう言うの好みなんスか~?マニアックッスねぇw」
「な~にしとるんだ…?」
≪カメラのシャッター音≫
「センパイ~!ホラどうスか?これ結構盛れてませ~ん?」
カショショショショ
「ナニを撮っているんだー!連写ヤメロォー!」
カショショショショ
・
・
ガチャ
「フゥ。楽勝で圧勝っした!」
あ、戻ってきた
「ジェニコー、中でなにしてきたん?」
「そりゃ~ナニッスけど?」
「ヤダ~この子ったら~!」
「てかフツーに考えてナゾな奴スルーして住めないッスよね~。アレな姿やウホな姿全部押さえてきたんで掌握完了ッス!」
弱みを握って言うこと聞かせる策ッス!
ガチャ
「オ、オイ…!お前さっきの消せ…!」
「あ、出てきた」
「ド~モはじめましてェ。センパイ?」
「あ、ああ…?もう新入生が入ってくる時期か…」
「あ、やっぱ外に出るときはちゃんと穿いてるんスね?」
「こ、この…!余計なことを言うな!」
「ヴァレックスって言います~」
「あ、あぁ…イアン・デッカーだ…」
「俺は馴れ合いは好まない。だから放っておいてくれ」
「ふぅ~んwあんなご趣味がありますのに~?」(ニヤニヤ)
「特にこの女は一番遠くに置いてくれ!」
「よろしくッスセンパ~イ♡あと廊下片付けてくださいね!さもないとバラ撒きッスよ!」
「お前なァ…俺の部屋に何も記録装置がないとでも思っているのか…?」
「ゲ~!なんスかァ~ソレ…相殺じゃないッスか…」
「音声まで撮れている分俺の方が有利だ」
「ハァ~?ぼっちの癖に自分の生活録画してるってヤベーッスよ!」
「元々自衛の為だ!」
「なんやなんや~仲がイイな~」
「いい訳ないだろう」ギロリ
「ワォ、センパイってば険しいおカオ…」
「相性は悪くなさそうでしたけど」
「キミは黙ってくれるか!?さあもう散った散った!」
「なんか知らんがむっちゃ怒ってたな」
「ま、大した脅威にはならなそ~ッス」
「まったくとんでもない奴が入ってきたな…」
「とんだハプニングだった…(カチカチ)うむ。室内カメラのデータ保存…ヨシ。よく撮れているな。うむ…とんだハプニングだった…」
うむ…うむ…
「あ~いう特殊な変態は放っておくと面倒なんでェ、カレシセンパイ達でめっちゃ絡んでやってくださいね~」
「絡んでやる~?オレそういうのはジョノアちゃんとだけしか~」
「あ~違うッス!もう、アンタも相当なの忘れてたッスわ…」
「えぇ~しつれーしちゃう~」
つづく
登場シム紹介
ジュード・ロジャーズ
経済学部の先輩。成績は優秀。
先輩だけど皆の食器を洗ったり、洗濯物を集めたり、優しい先輩。
一人で読書や課題を済ませるタイプだったけれど
なんだか賑やかな3人が見えるところで生活することがしばしば。
目の色がとてもきれい。
カラーセーター可愛い。
目の癒し。
イアン・デッカー
休学もとい留年している先輩。
頭は決して悪くはない。むしろ良い。
コンピューター科学部でサークルはボット・サーパンツ、eスポーツプレイヤー。
その色々…
部屋は監視カメラが付いている。
ジェニファー曰く、
「群れるの嫌いなクセに群れてる系ばっかりコレクションされていたッス」
だそうだ。はてさて
イアン君は初期CASが気に食わなくて捏ね直し、冒頭全部やり直しました。
2話分くらい消えましたが今のイアン君のほうが良いのでイイノヨ…
眉間のシワ良い…コチラmaru様より頂いてます→→(tweet)
今まで生まれたことがないタイプの渋いシムにできたァ!
Evergreen Harborズ
どんどん愛着がワクワク3人。
大学生活楽しもうね…
服装も一晩掛けて考えたりしてました…
ヴァレックス君のお洋服はジョノアちゃんが持たせてくれたという設定。
他二人も「ユニバーシティコーデ!」って渡されてる設定。
多用されているパーカーとセーターがわたくしに効く。
ジェニファー・バーグ
後輩ちゃんだけど同級生ちゃん。
大学にちょうど進もうとしていたところを見張り役として抜擢される。
学費はラリヴァンコ持ちだけど、彼女もまた実はセレブなのだ。
セレブ自シムの養子の子供…ヤヤコシイ
とにかく天真爛漫でメンバーを引っ搔き回して頂こうと思います。
そして料理評論家の仕事を兼業。食べることが好き。
フォックスベリーの料理学部は高等学位じゃないけど、ぶっちゃけ気にしないッス。
楽しんだもの勝ちッス!
~ッス口調好きなんス
ちょっと先に大学に来ていたから、皆より単位が進んでるのどうしよう…
課題とコラム執筆で大変過ぎる。
え~いこのまま大学寮の紹介~!
今回もヒィヒィ建築。
まず玄関でいつも躓くのですが(早い)
今回はシンプルシンプルと呪文のように唱えながら建築しました。
とあるシマーさんが撮影しやすく広い間取りに…とおっしゃっていたので
参考にしたのですが、嘘ッ…この区画狭すぎ…⁉
でした。(でした?)
ラリヴァンコが設備を変えていったと言ってましたが
家具は全力でわたくしの趣味とセンスです。
きっと火災報知器や給湯器などが最新になり
スキマ風が入らない耐震設計の見直しはされたのでしょう。
全員個室にしようかと考えたのですが
そんなんじゃトンデモビルディングになってしまうので相部屋に。
オニューの二段ベッドが使えてニッコリ。
卓球台は放っておくと誰かしらプレイしてます。
パソコンもここの部屋に置いてみました。
このバーカウンターテーブル?良いですね~
初め椅子が置けなくてナンデ~?ってなっちゃいました!
個室はジェニファーとイアンだけ。
ジャニファーは特別だけど、イアンは…色々うまくやって個室って感じです。
まだイアンの部屋が散らかっていない…
プレイしながらちょこちょこガラクタを増やしています。
本当に区画が狭いので地下に水場を集結
ただでさえ忙しい大学生活に洗濯機を置くのは如何なものか?
水場の建築が一番好きなんです…
最後にノックス君
彼はとても魅力的です。あんまり見せ場ないのに。
フーンって感じの顔ばっかしてて
フーンイイジャン…ってなります。
もっとスゴいエコマスターになろうな。













































