バックボーン《ストロング・ガール#04》
ハァハァ…!
イヤ・・・・!
ヤダ・・・・・・!
イヤーーーーーー‼‼‼
。
。
。
「…サイアクな夢…。もう忘れたと思ってたのに…。」
アーシ実はちょっぴしダークな過去があんのよね。
ぷりぷりでカワイイもっと若い頃のハナシ…
変な男に追いかけられて、超怖かったトラウマ…
その時はお兄たまと待ち合わせしてたから…
駆けつけてくれたお兄たまが助けてくれたの。
何にもされなかったけど、そのあとずっと怖かった…
だからめっちゃ強くなりたくなって、メイクとかピアスとかめっちゃ始めた。
地味な服は着ないで、パンクでロックな服ばっか着るようにした。(当社比)
ガッツリタトゥー入れ始めたころから軟派なオトコに寄られなくなった。
イジワルなコトも言ったり、楽しそうなことは全部やるようにした!
これはストリップクラブに飲みに行ったとき、踊り子のオネーサマと撮ったの!
も~みんなボインボインでセクシーですごかったなぁ♡
アーシはぽっちゃり系だからサ~。
でも、そのアト怖そうな男の人が来て、
オネーサマは「ごめんね♡」って言って二人で地下の部屋にいっちゃった。
なんか…ヤダ~不潔!って思っちゃった。
トラウマは克服したつもりだケド…やっぱそういうのはニガテ。
今はめっちゃ働いて、
自分で生活できてるしイイの。
男の人に恐怖心はないし!
「ゴラァ!サボってんなァ!」
「ス、スミマセン!」
いや~夢でフラッシュバックするとは思ってなかったケド~
このとーりアーシは元気よ♡
恋もしてるしね…ウフ♡
オッサン元気かな…。
会いに行こうかな…。
じゃ~ん
Evergreen Harbor的な服にしてみマシタ☆
てかオッサン、全然メッセージ返してくんないし。
スマホの使い方知らない説あんだわ。
パーティの時のメイクがちょっと好評ぽかったから控え目~。
この街、道端にバスタブ捨ててあるとかウケル。
DIY?断捨離?
元々オッサンの居場所知るのは超イージーだったんだよね。
シムスタで #ゴミ箱刺さり人とかタグ付いてるしな。
アーシの投稿にも情報が多数寄せられていたわ。
いるよね、街の有名人ってヤツ…。
てなワケで来ちゃった。
オッサンの住処…!
相変わらず独り言すごいの草。
ナニあれ?何と話してんの?
「オ~ッサン☆オスオ~ス♡」
「アラ~店員サン。どったの。」
「オッサンどーせスマホ使えないんだろ~と思ってチョクで遊びに来たし。」
「あ~アレ画面付かなくなったから倉庫に置いてあるで~。」
…充電器かァ~!ソコは抜けてた…!
「来てくれたトコ悪いんだけど今日はお客サンが多いんだわ~。」
「ハァ?」
…ってオッサンの住処、気づいたら人だまりになってるし!
「ジョノアちゃんも来てたんだね~。また雰囲気違うから気づかなかった~。」
「ノッくんさァ…頼みあンだケド。」
「アーシ、オッサンをデートに誘いたいんだ…だから今日はさァ…」
「フンフン…そっかそっか…」
「オイ。全部聞こえとるで~。隠す気ゼロか~い。」
「つ~ワケで今日はお引き取りヨロで~。」
「はいは~い。」
「んじゃ、またなヴァレックス。楽しんで来いよ~!」
「お邪魔しました~。」
「ゴメンネ~w」
「ンモ~、みんなのいけずぅ~。」
「んじゃ、デートに行くわよオッサン♡もち着替えあるんで!」
「アンタ、オレのコト絶対着替えさせるね~。」
「だっていつも変なカッコだもん…。」
「失礼ね!ヴィンテージ感ってやつよ!」
次回オッサンとデート♡
キメるわよ!
つづく