マサオの実家・後編《ヤマタナカ#12》
バンッ
スタスタスタ…
「アッ⁉マサオかい?!飯どーするんだい!」
「いりまへ~ん…」
「コラお待ち!あーお鍋が噴いちゃったよ!」
あの頃のボク
反抗期ってやつだったのかな~
理由もなく一人になりたがったりしてたっけ
「チッまた壁殴っちまった」
「マサオ!うるさいよ静かにおし!」
「ぅ、ぅる…へ~!」
オカンに逆らおうって気にはなれなかったけど(怖いし
あの時のオカンはそういう時期だってわかってて放ってたんかな
お年玉で買ったノーパソで
ず~っとゲームして
学校の思い出もあんまりなかったけど
「ま、総じていい思い出ってことになるわけですわ。」
「マサオー!はよ降りてきな!!!!」
「へぇい…」
「じゃ、駅まで送るよ。」
「あれ?オカンの荷物は?」
「アタシはここに残るんだよ。」
「えぇ!」
「もうアンタたちでやっていけそうだからね。それに父ちゃんったら洗濯が全然ダメでね…こりゃボケが始まってるかもしれないよ!」
「ハハ、まだボケてないさ~」
「サマーちゃんと孫たちによろしくね。今度はみんなで来るんだよ。」
「オカン…ありがと。」
「これからは…たまには…いい報告できるよーにしまっす…」
「ハハ~!楽しみにしてるぞ~!」
「あ、そーだこれ。どうせボク帰るからあげる。」
「ん~これは…」
。
。
。
反抗的だったボク
無邪気だったボク
「またね~…」
実家編・完
ヤマタナカ家のお話はまだつづく・・・
《余談》
マサエはCASでマサオの遺伝子から作り上げたんです。
マサオはやる気なさそうな顔なのに、マサエだと気が強そうな顔で面白くなってきやがった!ってノリノリでした。
今回の父親も同様なのですが、「え、本当に血が繋がってる?」って思うようなイケオジ風にイジってみました。安心してください、繋がってますよ。
シムズ4ってこういった後設定が気軽に作れちゃうので永久に楽しいですね!
お♡ま♡け
「いや~やっぱり温泉はイイな~マサエと一緒だから更に♡」
「アンタ♡」
実は温泉チケットは両親にプレゼントしたマサオなのでした。
「いい息子を持ったもんだよ。」
「ほんとだねェ…安心したところでもう一人、つくるかい?」
エッ?
チャンチャン♪















