シオニズムはカルトか?

『カルト』は元来、異端的なキリスト教や新興宗教に対して使われていた言葉です。
「シオニズム」がユダヤ教の異端かどうかはわかりませんが、危険極まりないとんでもない思想・運動と言えるでしょう。その意味で「カルト」と呼べるのでは無いでしょうか?パレスチナの地(ガザ及びヨルダン川西岸地区)やレバノンでのイスラエルの蛮行を見て、そう思う人は世界中に沢山増えた事でしょう。

「シオニズム」はイスラエルの土地(パレスチナ)にユダヤ人の故郷を建設しようという運動です。しかしその土地にはパレスチナ人(アラブ人)が住んでいたのです。そこに住んでいたパレスチナ人の人権、居住権を認めないアパルトヘイト政策、非人道的なやり方でパレスチナ人を追い出した(り殺害した)のが現在のパレスチナ紛争の始まりです。
シオニズムはパレスチナの先住民の民族浄化を常に目標にして来たと言えます。
シオニストの思想はユダヤ人至上主義です。イスラエル人のみが「選民」であり、他の民族は畜獣であるなどとユダヤ教の極端な教典「タルムード」にも記されているのです。【選民思想極み】2023/10/29

古代ユダヤの歴史書サムエル記上15章3節に
「アマレクを討ち、アマレクに属するものは一切滅ぼし尽くせ。男も女も、子供も乳飲み子も、牛も羊もラクダもロバも打ち殺せ。容赦してはならない。」と記されているとのことです。
イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ人の虐殺を正当化するために、「パレスチナ人」をユダヤ人の敵だと記述されている「アマレク人」と見做すような発言をしているのです。
一国の首相が、こんなとんでもない発言をすることが許される(?)こと自体、シオニズムはカルト以上の邪教だと感じます。

博愛主義を唱える一般の宗教と違って、イスラエル人(ユダヤ人)のみが繁栄し他の民族は奴隷と見做しているのです。 そうとでも考えなければイスラエルがパレスチナやレバノンに対して行っている狂気の蛮行の説明がつきません。



日本では、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)が自民党政権に入り込んで日本の政治に影響を与えてきたことが問題になっていますが、シオニストのイスラエルロビーは既にアメリカをはじめとしてイギリスやドイツなどヨーロッパ諸国の中枢に入り込んで、その国の政治をイスラエルに都合のいいようにコントロールしています。恐ろしい事です。
イスラエルが現在パレスチナのガザ地区やヨルダン川西岸地区、レバノンなどで行っている残酷過ぎる蛮行は、他の民族の人権を認めない極端な選民思想で固まった狂気の「カルト」が行っていると感じるのは私だけでは無いでしょう。イスラエルには沢山の良識的な方もいるようです。一方、Pepe Escobar が言うように、シオニストの多くは聖書的サイコパスであるように思えます。:【聖書的サイコパス】 2024/04/29
<関連記事>
【選民思想の極み】2023/10/29 ☆「タルムード」に関して書いています。
【聖書的サイコパス】 2024/04/29 ☆「狂信的シオニスト」に関して書いています。


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