はてなで月280円稼ぐのは至難の業
2009年06月28日 はてな
TABLOG:はてなブックマーク有料版でのアフィリエイトが、激しく儲からない件に、月280円支払って有料版に変えたのに、全然儲からないということが書かれていました。
純粋にアフィリ増収のための投資として入ってみたのですが、、激しく儲からない!ガックシ〜・・。常識的に考えて、「月280円払って、簡単にそれ以上儲かる」のなら、とっくに多くのユーザーが280円払って有料版にしているはずです。とくに、はてなの取締役梅田望夫さんはオープンソースで「無数の知的資源が集結して課題を次々に克服していく」ことを目標にしていますから、本当に280円以上儲かるのなら、はてなではその話題が何度も持ち上がっているはずです。
例えば、インターネットが社会にもたらしたインパクトのひとつに「オープンソース」という考え方があります。これは元々ソフトウエア開発に端を発した概念なのですが、いまやそれにとどまらず、世の中をより良い方向に導くと思われるテーマがネット上で公開されると、そこに無数の知的資源が集結して課題を次々に克服していくといった可能性を含む、より広い応用範囲での思考や行動原理を意味しています。
イノベーションはなぜ起きたか(上) 「指さない将棋ファン」がとらえた現代将棋の「もっとすごい」可能性著者インタビュー 梅田望夫氏
dankogaiさんクラスになると、さすがに280円以上儲かっているそうです。しかし、普通の人はdanogaiさんのようにはなれません。そして、儲からないことの理由のひとつとして、小飼弾さん自身が次のように書いています。
はてなーに限らず、ネットでは活動的な人ほど、財布のひもは固い。それだけでは「吝嗇」ではあっても「嫌儲」とまでは言えないのですが、経済関連のブックマークコメントを見る限り、「俺ももうちょっと儲けてみるか」より「あいつが儲けているのはケシカラン」の方がやはり目立つのは否めない。梅田望夫さんの言うインターネットと小飼弾さんの言うインターネットにはずいぶんと違いがあるように感じます。この辺りが、「日本のWebは残念」と梅田望夫さんが発言するところなのでしょうか。しかしながら、その残念を助長しているのが、肝心の「はてな」だったりしますから、それもまた残念なことです。梅田さんの理想とする「オープンソース的」とやらで、誰もが儲かる世界でも作り上げていってもらいたいものですが、「誰もが簡単に儲かる世界」なんて常識的に考えてありえません。そんなウマイ話はありません。インターネットに限らず、280円稼ぐことは大変なことです。
404 Blog Not Found:それでも私がはてなブックマークプラスにした理由