週刊アスキー掲載の効果
2007年06月15日 執筆・掲載履歴
「週刊アスキーに掲載された」あと、
自分の返答としては、とりあえず、
感覚的に、雑誌にインターネットアドレスが掲載されても、その後たいしてヒット数が増えないことは知っているつもりでした。
自分の行動と照らし合わせて、雑誌で掲載されていたページを、その後わざわざブラウザを開いてURLを入力して確認することがほとんどないからです。
数少ない、URLを打ち込んで(あるいは検索して)わざわざ確認するサイトの条件としては、以下のようなサイトであった場合のみです。
つまり、インパクトがあって便利なサイトだと思われなければヒット数はたいして増えないはずです。
雑誌をただ流し読みしているのと、わざわざコンピュータのWebブラウザに向かってURLを入力するのでは、全然労力が違いますからね。
一応「週刊アスキー掲載の効果」を調べるために、アクセスログを確認してみました。
自分の感覚だけではなくて、とにかく「データ」で表すことが大事です。
言葉よりも、数値に納得する人はたくさんいますから。
そんなわけで、今月2007年6月の「https://www.ohayoutube.com/」の日ごとの統計を下表に載せます。(ApacheのログをWebalizerで解析したデータです。Hitsはページビュー数、Visitsはユニークユーザー数です)
「週刊アスキーに掲載されるとどのくらい効果があるんでしょうね?」と複数の方から聞かれました。
自分の返答としては、とりあえず、
「たいして効果無いと思いますよ。と答えていました。
雑誌とインターネットってあまり相性がよくありませんから」
感覚的に、雑誌にインターネットアドレスが掲載されても、その後たいしてヒット数が増えないことは知っているつもりでした。
自分の行動と照らし合わせて、雑誌で掲載されていたページを、その後わざわざブラウザを開いてURLを入力して確認することがほとんどないからです。
数少ない、URLを打ち込んで(あるいは検索して)わざわざ確認するサイトの条件としては、以下のようなサイトであった場合のみです。
- おっ、こんな便利なサイトがあったんだ!
- すごい、面白そう!
- 雑誌だけじゃ細かいことがわからないから、直接見てみよう!
- すごい、面白そう!
つまり、インパクトがあって便利なサイトだと思われなければヒット数はたいして増えないはずです。
雑誌をただ流し読みしているのと、わざわざコンピュータのWebブラウザに向かってURLを入力するのでは、全然労力が違いますからね。
一応「週刊アスキー掲載の効果」を調べるために、アクセスログを確認してみました。
自分の感覚だけではなくて、とにかく「データ」で表すことが大事です。
言葉よりも、数値に納得する人はたくさんいますから。
そんなわけで、今月2007年6月の「https://www.ohayoutube.com/」の日ごとの統計を下表に載せます。(ApacheのログをWebalizerで解析したデータです。Hitsはページビュー数、Visitsはユニークユーザー数です)
日 | Hits | Visits | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1 | ■■■■■ | 5297 | 988 | |
2 | ■■■■■ | 5854 | 1108 | 土曜日 |
3 | ■■■■■■ | 6336 | 1250 | 日曜日 |
4 | ■■■■■ | 5481 | 1102 | |
5 | ■■■■■■ | 6002 | 1087 | おはようチューブの プログラムを修正 |
6 | ■■■■■ | 5702 | 1147 | |
7 | ■■■■■ | 5486 | 1146 | |
8 | ■■■■ | 4987 | 1059 | |
9 | ■■■■■■■ | 7598 | 1285 | 土曜日 |
10 | ■■■■■■■ | 7337 | 1349 | 日曜日 |
11 | ■■■■■ | 5630 | 1042 | |
12 | ■■■■■■■■ | 8595 | 1366 | 週刊アスキー (6/26号)発売日 |
13 | ■■■■■■■■■■■■ | 12059 | 1665 | |
14 | ■■■■■■■■■■■■ | 12519 | 1809 |
あっ、効果あった!!
6月12日の時点では、「週刊アスキー(6/26号)」に掲載されることをこのブログでも紹介したので、その分多少HIT数が伸びたのかと思いましたが…
6月13日、6月14日と、確実にヒット数と訪問者数が増えています!
雑誌掲載前と比べて、2倍近い訪問者数になっています。
インターネットのニュースサイトなどで取り上げられると、もっと瞬間的に人数が増えて、そして瞬間的に人が去っていきますが、雑誌の方が少し波が遅く、わざわざURLを打ち込む興味のある人だけがやってくるようです。
上の文章が少しわかりづらいので、表にしてまとめてみると…
サイト紹介場所 | 押し寄せる波 | 効果 |
---|---|---|
インターネットの 大手ニュースサイト |
一度だけのビッグウェーブ (瞬間的に人が増えて、瞬間的に人が去っていく) |
興味のない人もたくさん来るため、 その後のアクセス数には効果が薄い場合もある |
コンビニで売っている 大手雑誌 |
全体的に少し高くなった波が続く (瞬間的に増えるのではなく、数日間は人がやってくる) |
興味のある人しか来ないため、 アクセスした人の心を掴めれば、その後もアクセスが続く |
雑誌に掲載されても、たいして効果はないと思っていましたが、意外と効果はあったようです。
適当に「たいして効果が無い」とか返答してすみませんでした。
自分なりにこの結果を分析してみると…
- 雑誌メインのYouTube特集の中で紹介された
- YouTubeをダウンロードしたいと思っている人が多かった
- URLに「oha」と付けるだけなのでわかりやすかった
- おはようチューブのヒット数がもともとたいしたこと無かったので、効果が大きいように見えた
- YouTubeをダウンロードしたいと思っている人が多かった
一日数万ヒットあるサイトであれば、いまさら雑誌で紹介されても…という感じになるかもしれません。
逆に、便利だけれど知名度の低いサイトが雑誌で紹介されれば、けっこう効果は高いようです。