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 金曜日はドル金利の上昇が明瞭になった。一連の中銀の金利会合の結果が出たことで、ドルの相対的な利下げの必要性の低下が目立ってきたからである。確かにデータを見ている限り、12月も利下げするのは行き過ぎのよう。その反省もあって、ドル金利は反発したのだ。

 その動きに伴い、ドル相場も堅調に推移した。FRB議長が言うとおりに「急ぐことはない」時期に来たかもしれない。ドルの利下げは80％ほども織り込んでいたので、もしもその通りに行かなかったら反動は大きいものとならざるをえない。

 アジア時間の間もドル相場は堅調だったのだが、153円ちょうどはいちおうの心理的節目となってクリアできないでいた。しかしニューヨーク序盤にかけてドル円は腰の強い足取りとなり、難なく153円台乗せに成功した。

 ユーロドルはもっと落ちてもよさそうなものなのに、悪い悪いと言われてきて久しいからである。ユーロ円も161円台まで上がってきているので、1.04台で踏みとどまったという感じだ。

 今夜は各国の景況感が出る。なかでもドイツの景況感には注目だ。先週の金曜日に2年連続でマイナス成長になるとドイツ連銀総裁は発言していたが、ドイツ株は史上最高値を連日で更新するというアンバランスさも際立ってきている。

日本時間 15時20分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX！の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

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