今年の家計の漢字はこれだ
年末になると「今年の漢字」が話題になりますが、今年の家計を表す漢字の1位は「苦」、以下、「貯」「節」と続くことがスパークス・アセット・マネジメントが1000人に行ったネット調査でわかりました。インフレに直撃された苦しい状況が浮き彫りとなっています。
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現在の家計状況の自己採点は59点しかなく、家計を見直している人は66%にも。一方で、老後資金を毎月確保できている人は78%と前年より5ポイント上昇しました。家計が苦しく、節約していても、将来のことを考えて貯蓄している様子がわかりますね。
石破新首相に期待する経済政策としては「物価高騰を何とかしてほしい」「賃上げ」など切実な声が寄せられています。こうした状況からか、お金関連で配偶者に不満を持っている人は過半数。「節約しない」「無駄遣いが多い」などが上位に来ています。その結果、お金が原因で夫婦喧嘩をした人も4割近くに。お金があれば夫婦仲もうまく行く可能性が高いのに、厳しいのが現状です。
家計防衛としては投資が王道。「夫婦で一緒に考えて投資をしている」は前年より7ポイント上昇の38%で、「配偶者に内緒で投資している」の24%を上回りました。お金のことで喧嘩するより、一緒に投資を考えるほうが、はるかに円満な家庭といえます。もっとも我が家は妻が投資を嫌いなので、代わりに娘への投資教育を進めていますけれど。皆さんの家庭はどうですか。