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Beyond Interaction PDF版をCreative Commonsライセンスで配布開始!
『Beyond Interaction ―メディアアートのためのopenFrameworksプログラミング入門』のPDF版が、Creative Commonsライセンス(CC-BY-NC-SA)でダウンロードできるようになりました。また、PDF版の公開にあわせて、書籍内のサンプルコードを全てopenFrameworks v0073で動くように更新しました。現在openFramworksのバージョンアップに対応した改訂版を準備しています。順調にいけば今年の春頃には出る予定です。こちらもご期待ください。
無料での公開というあまり前例のない英断をしてくださった、BNN新社の村田さん、本当にありがとうございます。
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 – 非営利 – 継承 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。
PDF版の発行にあたり、簡単な「まえがき」を作成しましたので、転載します。
PDF版へのまえがき
『Beyon Interaction – メディアアートのためのopenFrameworksプログラミング入門』が発刊されたのが、2010年。当時v0062だったopenFrameworksは、2012年12月現在v0073となり、様々な機能が追加、拡充されています。この2年間で日本でのopenFrameworksをとりまく状況も大きく変化し、以前はほとんど知られていなかったこの開発環境も徐々に認知度を増してきています。メディア・アートの作品はもちろん、映像作品や広告分野でもopenFrameworksを活用したプロジェクトをたびたび見掛けるようになりました。
筆者自信もこの書籍の出版が縁となり、何度かのopenFramworksのワークショップの講師を勤めさせていただく機会に恵まれ、そこで多くのopenFrameworksのユーザーと触れ合うことが出来、日本でのコミュニティーの拡がりをひしひしと感じています。
openFrameworksは現在も貪欲に様々な機能を取り込んで、「万能ナイフ」のような強力な開発フレームワークとして発展を続けています。しかし、機能が拡充していってもopenFrameworksの簡便性や開発の利便性は以前と変わることはありません。
今からopenFrameworksの世界に飛び込んでも、すぐに最先端の技術や表現に到達することが可能です。既にopenFrameworksを始めているかたも、まだこれからの方も、ぜひ一緒にこのムーブメントに加わりさらに発展させていきましょう!