NHKドラマ１０『タイトロープの女』＃６最終回

2012/02/29

最終回ですよ、ついに。

恭子は由梨から離れて出て行った。

小野田はカラーワイヤーのノウハウを持って、
大手ライバル社へ移り、
価格競争へともつれこんだ。

十倉側は価格で負けてる分、色数を増やすためまた一丸となって開発を進める。

そしてプレゼンの日、
由梨は精一杯の素晴らしいプレゼンを行った。
先方から「価格はどうなりましたか」とコストダウンの努力を聞かれるが、
　価格は下げません。社員の技術と努力で良い物を作った、と。
そして社員１人1人を思い浮かべながら、1人1人の技術を説明する。
技術と努力と熱意で美しいカラーワイヤーを30色もそろえて熱弁をふるう由梨。

会社の方では、由梨の帰りを打ち上げの準備をして待っている社員たち。
由梨が帰ってきて、「ごめんなさい」と。
負けて、気落ちして、他にヤマトワイヤーに移りたい人がいたら・・・と言いかけたら、
社員が「縁あってここにいるんです。そう簡単に離れられません」と。
さらに自分には２代目としてここにいる資格なんてない、と
どうして自分にお父さんが会社を遺したのかわからない・・・と落ち込む由梨を
みんなが明るく励ます。
先代の社長はそれはそれは由梨を可愛がってたことを話して元気づける。

うるうる・・・・この会社、ほんっと家族みたいだ

一方恭子は、プレゼンに勝って取引成功した小野田が祝杯をあげていたところ、
ビールをぶっかける。
小野田の会社の人に、
この人は、私の夫の会社を継いで社長になって、８億の借金をつくって、
それを隠すために粉飾決算したんですよ。
訴えていたら、今頃は塀の中ですよ。快く迎えてくれたヤマトワイヤーさんの
懐の深さに感謝です。と。

気持ちいい！恭子さん。

永沢は由梨に、恭子が前の店のママの紹介で働き口が見つかったと報告。
もう、発ちますよ、と。
一騒ぎしたらしいですよ、小野田さんにビールぶっかけて。
で、次は医療用ワイヤーがいいわよ、絶対！とかなんとか言って・・・
高木は由梨に、今、会いに行かないと行ってしまいますよ、と言われるが、
由梨は「橋本さんを呼んで。医療用ワイヤーの打ち合わせするから」と。
一秒たりとも無駄にできない。そうじゃないとお父さんに何の報告もできない。

３年後、医療用ワイヤーが成功をおさめ、
ある講演会の会場で登壇し、商品開発について講演している由梨。
客席に大きな花束が目に入る。

ようやく、恭子に会いに行く由梨。
お互いに必要な存在だと認め合い、和解。←こんなあっさりな場面じゃないけど(^_^;

最終回も盛り上がったわ～～

何度も泣いてしまいました。
素直になれない、血のつながりのない親子。
裏切り者の小野田。
社長を盛り上げる温かい社員。
何にもわからなかったお嬢様社長の成長も良かった。

ぐっときた。
良いドラマだったな～

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