ぷらぷら報告《室蘭・王道コース”中央町周辺ぷらぷら”リターンズ》 

11月3日(月・文化の日)に室蘭の地において、2024年最後のぷらぷらまち歩きが開催されました!


集合場所は旧室蘭駅舎!
ここは日本遺産「炭鉄港」の構成文化財の一つで、明治45年に開業した3代目駅舎。

内部には室蘭観光協会があるのですが、さすが!「炭鉄港」に関するパネル展示等があります。

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今回の案内人は、室蘭といえばこの人!NPO法人炭鉱の記憶推進事業団理事でもあり、室蘭観光協会事務局長の仲嶋さん。

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室蘭は空知や札幌圏からちょっと距離のある場所ながら、道内各地より24名の参加をいただきました。

室蘭の炭鉄港も見どころ沢山です

まずは港に向かい、ホーレス・ケプロン像へ

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官営幌内鉄道が敷設される際、室蘭の地形の利を評価したケプロンが唱えたのが「幌内ー室蘭」間に鉄路を敷き、室蘭港を整備して石炭を積み出すルート。しかし明治政府の財政難で叶わず、結果として「幌内ー手宮」が標準軌として日本で3番目の早さで鉄道が敷かれることとなったのは皆様ご承知のとおり!

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港では初期の頃は軍港の要素が強かったがゆえのエピソードや、旧国鉄埠頭や旧北荷埠頭などのお話が展開されました。

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港ではタグボートが並び、室蘭らしい風景が展開されます。

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この三角の塔は何かわかりますか?

導標(リーディングマーク)と言って、実は奥にもうひとつ見えているのと2本一組です。この2本の導標を見通すラインで航行すると、海底の浅いところを避けて安全に港に入ってこれるという印なのだそうです。全然知りませんでした!

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これは室蘭市道路元標といって、国道36号線の終点を表す石標とのこと!


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更に進むと旧三菱合資会社室蘭出張所へ。こちらも日本遺産「炭鉄港」構成文化財の一つ。大正4年に建てられた施設で、戦時中は日本石炭(戦時国策により石炭各社を統合した統制販売会社)の事務所として活用されていた、石炭の積出港の記憶を残す大事な建物となります。

現在は室蘭100年建造物保存活用会の村田代表が管理をされています。

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この後は室蘭開港の地を見学し、、、

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道中に残る様々な歴史的なスポットを歩きます。
室蘭市はこういった看板類が細かく設置されていて、何も知らずにあるいても歴史を感じることができる環境にありました。


こんな感じでぐるりと回り

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室蘭の王道コースを満喫してきました!



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最後は旧室蘭駅舎横に移設されたD51へ

この機関車は昭和15年に苗穂工場で作られた車両とのこと

他の場所のSLとはちょっと違って、窪んだ場所から蒸気機関車の底面も見ることができます。

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最後はまた旧室蘭駅舎に戻り、最後のまとめで終了となりました。

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天候にも恵まれ、楽しいぷらぷら歩きとなりました。
大勢のご参加をいただきありがとうございました。



番外編として、、

開店と同時に味の大王でカレーラーメンを食べてきました。

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開店と同時にほぼ満席になる人気
流石に美味しかったです!

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そして最後に!
室蘭が素晴らしいなと思うことの一つに、このオリジナルのサイン(左側のH鋼で出来た標識)があります。市内の日本遺産構成文化財には、この様に鉄のまちらしいサインが設置されていて、室蘭の熱量を感じることができます。

ぜひ、室蘭の炭鉄港も満喫していただければ幸いです。









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