高速道路における冬期交通確保の状況について~ 暖冬に油断することなく冬の高速道路の安全確保に努めます ~(NEXCO東日本・東北支社)
まあ、そりゃ冬季間の高速道路の通行止めの理由って言ったら、積雪・雪による視界不良・それらに起因する交通事故が大半を占めるわけだから、暖冬で雪が少ないともなれば、当然通行止めも減るわけだ。それにしても昨年比で90%減、平年比でも85%減というのは、NEXCOの努力やドライバーの安全運転というのもあるんだろうけど、今年の冬の異常さを表す指標の一つかもしれない。
ちなみに、この90%減や85%減の数字の根拠となっている「通行止め量」の定義を初めて知って驚いた。上のリンク先の参考資料というPDFファイルに載っているので引用する。
> 高速道路の上下線のうちどちらか一方(片側)の延長1kmの区間を1時間閉鎖した際の
> 通行止め量を1km・hr(1km×1hr)と定義しています。
計算例にもあるとおり、10kmの区間が上下線にわたって1時間通行止めになったときの通行止め量(10km×2×1hr)も、20kmの区間の上り線が1時間通行止めになったときの通行止め量(20km×1×1hr)も、同じ20km・hrなんですね。これは知らなかったなあ。よく考えると、確かに片側だけ通行止めになっているときもあるから、当たり前と言えば当たり前なんだろうけど、ちょっと勉強になった。
そうそう、NEXCO東日本管内の雪道情報のサイト「http://e-white.jp/」だけど、昨年同様に「http://www.yukimichi.info/」からも飛べるように、勝手にしちゃいました。