県道酒田松山線旧道導く標識1年書き換えず(朝日新聞)
記事のサブインデックス「この道はどこへ行く道」というのもいいんだか悪いんだか微妙だ。
何しろ、旧道とは言え酒田へは通じるのだから。
ちょっと場所がわかりにくいので、地図を載せてみる。平成16年の6月に開通した新しい道路なので、まだマピオンなどには載っていない。やってはいけないことだが、砂越バイパスを勝手に赤線で加筆してみた。問題の標識がある場所が、十字のポイントになる。
この砂越バイパスによって、県道がJR羽越本線をオーバークロスする際のボトルネックを解消する効果が期待できるのは間違いない。写真で見る限り、かなりいい道路だ。
主要地方道 酒田松山線「砂越バイパス」開通(山形県庄内総合支庁)
一般的には、開通と同時に周辺の案内標識も直すべきもの。砂越バイパスの例では、酒田側では直接旧道から分岐する形なのだが、平田側ではちょっと外れた場所までの開通になっていることから、これは当然案内標識のことも考えねばならないはずでしょう。現地を見ていないからなんとも言えないけれど、酒田側から砂越バイパスを抜けてきて、町道にタッチする手前にはきっと、「←遊佐 →平田・松山・R47」みたいな案内標識を作ったはず。そのときの発注に含められなかったのかなあ。件の交差点の改修工事に含めるよりもよっぽど効率的だったと思う。はからずも、案内標識ひとつで、交通量が増えたり減ったりするといういい例になったわけだ。
それにしても、あれを直すのに10万円というのは高いんだろうか安いんだろうか。