2024年10月25日(金)~11月5日(火)※木曜日休廊
矢島陽介 個展「 a way of seeing」
場所:Alt_Medium
東京都新宿区下落合2-6-3 堀内会館1F
JR高田馬場駅徒歩7分(下落合二丁目歩道橋そば)
2-6-3, Shimoochiai, Shinjuku, Tokyo, 161-0033
このシリーズは、矢島が自ら撮影した写真をモチーフに絵を描き、さらにその絵を撮影するというプロセスが中心となっています。モチーフは、絵画や写真における基礎的な対象であり、これまで矢島が繰り返し撮影してきた被写体である静物写真と、後ろ姿のポートレートで構成されています。絵は、ネガフィルムのように反転した状態で描かれたものもあり、それをフィルムで撮影することでネガ上に正しい絵が浮かび上がるという構造が生み出されます。 矢島は、キャリア初期に読んだスーザンソンタグのテキスト「A Little Summa(小さな大全)※」の一節が、その後の活動に影響をもたらしていると言います。 『 Photography is, first of all, a way of seeing. It is not seeing itself. 』 (まず初めに、写真は見るための手段であり、見ることそれ自体ではない) また、同じくキャリア初期に、世界同時多発テロのニュースを見たこともその後の制作に大きな影響を与えていると言います。アメリカとイラクのニュースが飛び交う中、矢島は” 表だと思っていたものが実は裏から見たら裏だった”というごく当たり前のことを改めて意識します。それは社会に対するある種の懐疑的な視点を矢島に植え付け、結果としてネガとポジの構造を介した本作の制作にも繋がっています。 矢島は本作において、フィルム写真の構造を用いながら絵画と写真の境界を探る過程を提示しつつ、見る側の認識のあいまいさを含めた今日のわたしたちを取り巻く「ものの見方」について考察することを試みています。写真を用いたさまざまなアプローチを続ける矢島の作品を、この機会に是非ご高覧ください。 ※ “A Little Summa” - Susan Sontag『写真との対話 “How to talk to photography”』(国書刊行会、2005年)
会期:2025年5月17日(金)〜6月1日(土)
12:00〜19:00 日月祝休
場所:Cale(http://blog.cale.jp)東京都港区東麻布3-4-6
本展は2017年に一部発表したシリーズ"anonymous works"を、今年制作した新作のみで再構成したものです。今回の制作にあたっては、これまで面識のなかった方々にご協力頂き、展示会場である東京・Caleにて制作を行いました。これらのプロセスを含め、本作のテーマである都市と人、または人と人の関係性におけるアノニマスな状況を浮き上がらせることを試みています。
また、本展の開催に合わせ、元WIRED MAGAINE 編集長・黒鳥社コンテンツディレクターである若林恵さん、東京ステーションギャラリー学芸員の若山満大さんの両氏による、矢島との対話を経て書き下ろしたそれぞれのテキストと、本作の一部を掲載した小冊子を会場内に設置、配布を予定しています。
以下の受賞者展覧会に参加しています。
WATOWA ART AWARD 2022 Exhibition
会期:2022年12月19日(月)〜12月26日(月)
12:00〜19:00
会場:WATOWA GALLERY THE BOX TOKYO 3F
東京都台東区今戸1−2−10
HP:http://www.watowa.jp
モニターを使用した映像の展示を行います。
“Interection”
会 期:2020年8月8日(土) – 11月8日(日)
上映時間:12:00〜20:00
会 場:CAGE GALLERY 東京都渋谷区恵比寿2-16-8 1F
https://cagegallery.com/exhibition/805
ハンドアウト:ギャラリー向かいのHender Scheme「スキマ」内
*会期中上映作品入れ替え
1部:2020年8月8日(土) – 9月25日(金)
2部:2020年9月26日(土) – 11月8日(日)
(以下、ギャラリー プレスより抜粋)
CAGE GALLERYでは3年ぶり2度目となる本展は、矢島の新作となる映像作品を発表いたします。矢島はこれまで、自らの都市生活において日常的に感じる環境へのズレや違和感にアプローチする作品を制作してきました。写真の中の風景や人物は、どこか/誰かを知っているようで知らない独特の「距離感」によって、見るものに違和感を生み出します。
本展「Interaction」は、2つの映像が対となるインスタレーションです。二つの窓に収められたディスプレイには、左右で類似する異なったイメージが上映され、ループしながら複数の組み合わせが展開されます。一方のモチーフは動画、もう一方は静止画で構成されており、動きは微細な変化として抑えられているために、一見どちらも静止画に感じるでしょう。矢島はパブリックに開かれた展示空間において、路上を通り過ぎる人と立ち止まり鑑賞する人、両者の間で経験の質感にズレをつくりながら、それを幾重も重ねることで違和感を助長しようとします。「かつてそうだったはず、という認識は『そうだった気がする』『そうではなかったかもしれない』という疑念となり、常に揺らいでいく」と語る矢島の映像は、見ることを徹底して問いかけるために選択された、揺れ動く「写真」と言えるでしょう。
グループ展に参加します。
「transparent mirror」
場 所:代官山Theater Guild(シアターギルド)https://theaterguild.co/
東京都渋谷区猿楽町11−6 サンローゼ代官山103区画
期 間:2019年5月1日(水)〜5月31日(金)
出展者:三ツ谷想、北沢美樹、矢島陽介
アーティストキュレーション:小暮暁子
アポイント制のため、鑑賞希望の場合は私までご連絡ください。
一般公開日もありますので追ってお知らせいたします。
以下のグループ展に参加しています。
全作品撮りおろしの新作です。
① アムステルダム展
期間: 2017年9月22日(金)〜24日(日)
※Unseen Amsterdamの一環として開催
時間: 金曜日: 11:00-21:00
土曜日: 11:00-22:00
日曜日: 11:00-17:00
会場: KunstENhuis
Polonceaukade 26-28 1014 DA Amsterdam
② 東京展
期間: 2017年10月5日(木)~15日(日)
時間: 11:00-19:00(初日は17:00閉廊)
電話: 03-3740-0303(IMA gallery)
会場: IMA Gallery
〒140-0002 東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル1F
③ パリ展
期間: 2017年11月3日(金)~19日(日)
※PhotoSaintGermainの一環として開催
時間: 11:00-19:00
電話: +33 -1-4326-9973
会場: Galerie Nicolas Deman
12 rue Jacques Callot, 75006 Paris, France
会期 | 2017年7月1日(土) – 7月30日(日)
場所 | CAGE GALLERY (東京都渋谷区恵比寿2-16-8)
http://cagegallery.com
場所 : 東塔堂/渋谷、東京 (http://totodo.jp/)
日時:2016年9月5日(月)~9月22日(木・祝) 12:00~20:00 日曜定休
~~
昨年出版した写真集「Ourselves/1981」の作品展示をします。
写真集「Ourselves/1981」のスペシャルエディション(プリント付、ボックス入り)も東塔堂特別価格(¥22,000→¥20,000)にて販売します。
スペシャルエディションのプリントは一部展示もして、現物をご覧頂けます。
写真は今回のDMです。坂脇慶さんにデザインして頂きました。
ぜひお越し下さい!
以下のイベントにてG/P Galleryのブースより作品を数点出品します。
入場料のあるイベントですが秋の散歩のついでに是非お越し下さい。
—
会期:2015年9月25日(金)〜 27日(日)
時間:11:00~21:00(最終日は17:00まで)
会場:代官山ヒルサイドフォーラム、C-Gallery、E-Lobby、ヒルサイドプラザ
入場料:【当日】一般 ¥1,500/学生 ¥1,000 【前売り】一般 ¥1,200/学生 ¥800
主催:一般社団法人日本芸術写真協会
Dates : September 25 (Fri)–September 27 (Sun), 2015
Opening Hours: 11am – 9pm (11am – 5pm on the last day)
Site : Daikanyama Hillside Forum, C-gallery, E-Lobby and Hillside Plaza
Admission : [Door] Adult: ¥1,500 / Student: ¥1,000 [Adv] Adult: ¥1,200 / Student: ¥800
Organizer : Fine-Art Photography Association