VIRTUAL SERIAL PORTS EMULATOR


無線機とパソコンをRS-232CでつないでHamlogソフトの周波数の取り込みが行え重宝していますが
Ham Radio DeluxeやMMTTYなどのリグコントロール機能を使うポートの共有が出来ないため、その都度切り替えないと使えない面倒しさがありました。

以前から何か良い方法がないかと探していたのですが、ここ最近なのですが偶然HPを検索していたら気になる記事に遭遇しました。
それが VIRTUAL SERIAL PORTS EMULATOR (VSPE) というソフトで
仮想COM ポートによりポートの共有が出来るとか...半信半疑でトライしてみました。

使用リグ YAESU FT-450M RC-232CにてPCと接続運用  OS Windows XP Pro SP3

32 ビット用はフリーウェアで64 ビット用は有料の様です。   ダウンロード VSPE   マニュアル VSPE

尚、以下のインストールはフリーソフトですので自己責任で
ご理解出来る方のみ挑戦してください!

インストール ZIPファイルを解凍しインストーラーを実行して通常の通りインストール
インストール後VSPEのアイコンをクリックして実行
設定は、左から5 目のツールバーアイコンをクリック
Device type を「Splitter」に設定  次へ(N)
Device properties の設定
Data source seial port ; 現在リグと繋いでいるポートを選択
Virtual serial port ; 使用していないポートを選択
Read only ; 「オフ」  Redirect modem registers ; 「オフ」
Initial modem registers state ; RTS 「オン」 DTR 「オン」
実際に無線機に設定しているボーレート・ビット・パリティ・ストップビットを設定
Speedのみ9600に変更  OKボタンで完了
以上の設定をファイル名前を付けて保存します。
とりあえずCドライブに vspe-com5-com1.vspe と付け保存
毎回呼び出すのは面倒なので、自動実行出来るように
VSPEのショートカットのプロパティに
リンク先(T)に保存した場所とファイル名と -minimize : VSPEダイアログを最小化パラメーター

–minimize c:¥vspe-com5-com1.vspe を追加しOK

詳細は、http://www.eterlogic.com/help/vspe/CommandLinePage.html

ショートカットをスタートアップにコピーして自動起動の完了です!

各ソフトのポート設定はすべて仮想で作った(COM 5)に設定

ツインモニター使用で、HAMLOG , Ham Radio Deluxe , MMVARI , MMTTY を
一つのポートで共有して同時にリグコントロールが使えるようになりました。

今回はRS-232C接続のトライでしたが、
USBインターフェースのポートも出来るのかな?
トライしてみましたが、設定が良くわからず今回はNG (^_^;)

追伸、
これ以上のサポートは出来かねますのであしからずm(_ _)m