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レースレポート

2024年全日本カート選手権FP-3部門 第5戦・第6戦のレースレポート

2024年全日本カート選手権FP-3部門 第5戦・第6戦

■開催日:9月21〜22日 ■開催場所:中山カートウェイ(岡山県) ■天候:晴れ ■路面状況:ドライ ■参加台数:7台

寺島知毅が6戦5勝の圧倒的強さでタイトルを獲得!

 全日本カート選手権FP-3部門第5戦/第6戦が、9月21~22日に岡山県・中山カートウェイで開催された。5月の開幕から始まったシリーズも今回が最終戦。シリーズチャンピオン争いの先頭を走る寺島知毅(Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS)が、タイトル獲得を至上命題に今大会に臨んだ。

 タイムトライアルでは、寺島が2番手にコンマ3秒差をつけトップタイムを獲得する。第5戦の予選開始前に雨が降り始め、コースはウェットコンディションへ。中山での雨は未経験だった寺島だったが、予選でも順当にトップチェッカーを受け、決勝PPを獲得する。

 第5戦決勝を前に、雨の勢いは弱くなってきたものの、依然ウェットコンディション。スタートではタイトル争いのライバルに先行を許した寺島だったが、中盤にトップを奪い返すと、それ以降は安定したラップを重ねそのままチェッカー。今季4勝目を飾るとともに、今季のシリーズタイトルを獲得した。

 第6戦のスケジュール前に完全に雨はやみ、路面も急速に回復。午後はスリックタイヤでの出走となった。第6戦の予選でもトップチェッカーを受け決勝PPを獲得した寺島は、決勝でも好スタートからトップをキープ。しかし、単独走行とはならず、4台が一列となったトップグループを形成する。幾度か仕掛けられた寺島だったが、その攻勢を凌ぐとトップを一度も譲らずにチェッカーを受け、有終の美を飾る今季5勝目を獲得した。

第5戦リザルト

Pos. No. Driver Team タイムトライアル 予選結果
1位 64 寺島知毅 Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS 1位(34.099) 1位
2位 27 高島恒太 チームエッフェガーラ 2位(34.326) 2位
3位 90 石野弘貴 チームナガオ 5位(34.528) 6位

第6戦リザルト

Pos. No. Driver Team 予選結果
1位 64 寺島知毅 Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS 1位
2位 55 新谷昇馬 N・フォースSPS川口 4位
3位 27 高島恒太 チームエッフェガーラ 2位

Formula Blue GOLD MOTOR SPORTS

寺島 知毅(長野県16 歳)

 チャンピオンを獲得できて安心しました。いろんなプレッシャーがあった中、決勝日はミスを1度もしなかったので集中力は高まってきていて、シリーズを終えて成長を感じることが出来ました。これからもミスなく勝てるように、日頃からしっかり準備していきたいと思います。

チーム代表 関口 雄飛(GOLD MOTOR SPORTS)

 ドライは練習から調子が良かったので、1回も走ったことがないレインは心配でした。マシンのセットも悩んだのですが、それほど大きくは動かさずに、ドライバーが合わせてくれるとは信じていました。経験の少ないコースでのシリーズでしたが、どの大会も速さを見せてくれて、チャンピオンも獲得できましたので適応能力の高さを感じています。
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