風俗慣習
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 08:23 UTC 版)
黒留袖・丸髷(厄払い行事) 女性の33歳と男性の42歳、62歳を大厄と呼び、2月1日に市内の各神社でお払いを受ける習慣があり、女性の33歳は黒留袖に丸髷姿の昔ながらの和装でお参りする風習が残っている。鷹巣神社の33歳厄払い合同祈願式では厄払いを済ませたあと、「女の神様」として知られる元町の三吉神社にもお参りして、この後そのままの姿で鷹巣駅前の目抜き通りを練り歩く「三十三歳歳祝いお披露目行進」が行われる。 葛黒火まつりかまくら 栗の木に稲わらや豆殻を巻き付けてご神木として立ち上げ、夜に火を付け、ご神木に向かって「おーい、かまくらの権五郎(ごんごろう)」と叫びながら、無病息災や無火災、五穀豊穣を祈願するお祭り。 雪中田植え・雪中稲刈り 水田に見立てた雪の上に、稲わらや豆がらを束ねた“稲”を植えて稲の倒れ方や実の入り方などで作柄を占う小正月の伝統行事で、稲が直立していれば実が入らない「不稔」、倒れていれば風水害による倒伏、たわわに実った稲穂のように適度に傾いていれば豊作というお告げが出される。 三十三歳歳祝いお披露目行進 葛黒 火まつりかまくら 雪中田植え
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