被災者
罹災
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 04:06 UTC 版)
白昼の空襲だったことから、機銃掃射や「新型爆弾」への危惧で市民の大半が初期消火よりも防空壕への退避を優先した上に、火勢が強く、夏場の水不足と火災による水道管の破裂で消火活動は捗らなかった。鎮火した午後1時ごろまでの2時間30分で被害面積は市街地のおよそ7割の約1.75平方kmに及んだ。罹災者は2万23人、罹災戸数は4,506戸に達した。久留米駅や久留米ホテル、久留米市公会堂、喜多村石油が全焼したほか、日華護謨工業は本社工場の3分の1(9,900平方m)を焼失して資本金300万円を超す370万円の損害を被った。一方で、久留米市役所や久留米警察署などの行政の拠点や、留守第18師団、歩兵第48連隊などの軍事拠点には被害が少なかったことから、戦後の復興に役立った。
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「罹災」の例文・使い方・用例・文例
- 私たちは罹災者たちに十分な食料を供給すべきだ。
- 地震の罹災(りさい)者たちには直ちに新しい家があてがわれた.
- 総理大臣は洪水で罹災した地域を訪れた.
- 幸い戦争中もこの家は罹災をまぬがれた.
- 罹災者は窮状に陥っている
- 罹災者は目も当てられぬ惨状だ
- 天皇陛下には罹災者に五千円賜った
- 罹災者の中に復興の力のある者は半分あるまい
- 罹災民の状態は酸鼻を極む
- 罹災民の衛生状態は憂慮すべきものあり
- 罹災民は惨状を極めている
- 救助隊は立派に任務を全うして罹災者は救われたり
- 罹災者、罹災民
- 罹災地
- 罹災救助金
- 罹災者は村の寺院に避難した
- 罹災者惨憺を極む
- 罹災者救助金
- 罹災者は惨状を極めている
- 罹災者は実に惨憺たるものだ
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