かんなぎとは? わかりやすく解説

かん‐なぎ【×巫/×覡】

読み方:かんなぎ

《「神和(かんな)ぎ」の意。「かむなぎ」とも表記》神に仕えて神楽奏して神意慰めまた、神降ろしなどをする人。男を「おかんなぎ(覡)」、女を「めかんなぎ(巫)」という。令制では神祇官所管五人置かれ古代社会司祭者の遺風存したこうなぎ。みこ。いちこ。


かんなぎ 【巫・覡】

日本で、神に仕え神意伺って神おろしなどをする人。語意は神和または神願という(カンカムとも)。女は巫、男はで、上代ほど女が多い。市子どのようにこれを生業とする人も現れ賤業視された。→ 市子

巫部

読み方
巫部かんなぎ

御巫

読み方
御巫かんなぎ

かんなぎ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 20:52 UTC 版)

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かんなぎとは、・神なぎ(神和ぎ・神薙ぎ・神凪)とも表記し、その場合(かみなぎ・かむなぎ)とも読む。

概要

巫(かんなぎ、古くは清音でかむなき)は、神の依り代、または神の憑依、またはとの交信をする行為や、その役割を務める人を表す。詳しくは(ふ、かんなぎ)を参照。 南方熊楠は、『巫女(いちこ)に関することども』で、神社に仕える巫女を「かんなぎ」、歩き巫女の類を「みこ」とする。

神社によって、あれおとめ(賀茂神社)、きね、みかむこ、あねこ、こそ、物忌、宮の女(みやのめ。大三輪神社)、わか(鹽竈神社)、たまよりひめ、をさめ(香取神宮)、をそめ(吉備津神社)、いつきこ(松尾神社)、ないし、女別当、湯立て巫女、等と言う。

諏訪神社の大市、熱田神宮の想の市、鹽竈神社のワカ等、歩き巫女の呼称があることから、柳田國男は、元来この二種の巫女は同一の者であって、後に分かれた[1]とする。

脚注

  1. ^ 柳田國男 『定本 柳田國男集 第9巻』223頁





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