総力取材!世界の沸騰現場から...日本の未来が見える
- NAVIGATOR
- 鎌田靖
2017年9月11日放送
常に変化・進化を続ける世界経済。「未来世紀ジパング」取材団は、変化の起きている“沸騰する現場”に直撃取材!日本ビジネスマンが見たことのない世界の今をレポートする。
そして、スタジオでは遠くに思える世界の現場と日本の繋がり、さらには日本の未来にどう影響があるのかを分かりやすく、かつ専門的に解説。
いま資源枯渇が危惧されているウナギとマグロ。新たな調達先を求めるニッポンの動きを追う。その場所はインドネシア。日本のベンチャー企業が天然の"生マグロ"を釣り上げた4日後に日本の店舗へ届ける、画期的な事業を始めていた。さらにインドネシアでは、ウナギの稚魚"シラスウナギ"も大漁、争奪戦が起こっていた。
近年、ウナギの稚魚“シラスウナギ”の不漁が続き高騰するウナギ。ところが、インドネシアではウナギの養殖が沸騰している。シラスウナギがまだまだ獲れるというのだ。その種類はビカーラ種というもので、ニホンウナギに味が近いという。そんなビカーラ種を独自の方法で養殖し、日本の食卓に届ける日本人がいた。
インドネシア・マルク州。違法漁船で拿捕された各国の漁船が沖合に係留されている。それほど豊かな水産資源に恵まれている。ここでは天然のマグロを地元の漁師たちが一本釣りしていた。そのマグロに目を付けた日本のベンチャーがあった。獲れたての天然マグロを冷凍せずに、“生”のまま4日間で日本に輸送するという。
1995 年 東京大学農学部水産学科卒業後、東京大学農学生命科学研究科にて学位取得。農学博士。東京大学 海洋研究所助教、三重大学生物資源学部准教授を経て、2015年4月から現職。水産資源の持続性に関する研究で、日本水産学会奨励賞、日本水産学会論文賞を受賞。主な著書に「漁業という日本の問題(NTT出版)」「日本の魚は大丈夫か(NHK新書)」など。
最近、「未来世紀ジパング」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「未来世紀ジパング」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
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