長年ブリヂストンのモータースポーツタイヤ開発を手がけ、今季フェラーリのF1チームへ加入することが決まった浜島裕英氏が、フェラーリ加入は「自分自身のチャレンジ」だと語った。
フェラーリ加入が発表されたばかりの浜島氏は、13日(金)に幕張メッセで始まった東京オートサロンのブリヂストンブースでトークショーに出演。TopNewsでは、トークショーを終えたばかりの浜島氏に話を聞くことができた。
フェラーリへ活動の場を移すことについて浜島氏は、「(ブリヂストンは)育ててくれた会社なので、寂しいという面はあります」と語った。しかし、フェラーリ側から浜島氏へ加入のオファーがあり、ブリヂストン内でも世代交代ができたため、「自分自身のチャレンジ」をできるタイミングになったことから、フェラーリのオファーを受けたという。
フェラーリの発表によると、浜島氏はタイヤと車体をうまく調和させるための責任者を務めることになるが、「責任が重いですね」と浜島氏は新たな挑戦を前に話している。
最後に、浜島氏へ今年の抱負をたずねたところ、次のように答えてくれた。
「情熱を持って、挑戦心を忘れずに仕事を1年間続けたいと思います」
「まずは、ブリヂストンがSUPER GTのチャンピオンを取り戻す姿を見て欲しいです。F1の方では、一生懸命やりますので、応援してください」