「保存と腐朽」や、「永遠性の希求と儚さ」など、相反する要素が共存する「両価性」をテーマとした今回の展覧会は、見る者を「時の経過」の考察へと誘います。人間や、人間によって作られたものを含め、永遠に存在するものなどこの世にはなく、あらゆるものは時の影響を受けます。今回の展覧会では、畠山直哉、カスパー・コーヴィッツ(Kasper Kovitz)、アンヌ&パトリック・ポワリエ(Anne and Patrick Poirier)、袁廣鳴(ユェン・グァンミン)の4組のアーティストが、多種多様なモチーフや物質、媒体を用いてこの概念を表現します。
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