お金を借りるのは止めよう!簡単貯蓄ガイド

お金を借りるのは止めよう!簡単貯蓄ガイド

金欠の時に、すぐにお金を借りる方がおられます。 万一の時に備えて、日頃から貯蓄する癖を付け、借りる癖を改める様にしましょう。

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節約しているつもりでも、なぜかお金が貯まらないと嘆いている人もいるのではないでしょうか。

なかには、貯めるどころか、信販会社や消費者金融会社でお金を借りる方もおられます。 お金がなかなか貯まらないのには、必ず原因があります。 まずはその原因を探すことから始めましょう。

過去のお金の使い道が思い出せない

お金のない人

お金が貯まらない、つい借りる人の最も大きな原因は、過去のお金の使い道を思い出せないことです。 思いだせないということは、お金を使うことに対しての自覚が足りないのです。

今月何か大きな買い物をしていないか、そしてどこで何をいくらで買ったか覚えていますか? 思い出せないようでは、無駄遣いしている傾向があります。 これでは使っているつもりはないのに、いつの間にかお金が減っているという感覚に陥るのも無理はありません。 そうなると、不足分を何とかしようとして、ついお金を借りる行為をしてしまうのです。

特に必要のないものを買いあさったり、良く考えずに軽い気持ちでお金を借りる、あるいは使ったりするようでは、貯金はなかなかできません。 まずは自分が安易にお金を借りる、あるいは無駄遣いをしているという自覚を持つことから始めましょう。

余った分を貯金しようとしている

「今月余ったお金をすべて貯金に回そう!」 一見とてもいい方法に思えますが、無駄遣い癖のある人がそのような方法で貯金をしようとしてもなかなかできません。

なぜならお金をよく考えずに使っている、あるいは借りるのですから、結局余らない可能性の方が高いからです。 貯金用にはちゃんと予算を組んでおいて、余った分の範囲でやりくりする癖を付けなければ、貯金は難しいでしょう。

身の丈にあった生活をしていない為にお金を借りる

年収300万円の人と500万円の人が全く同じ生活をして出費も同じだったら、お金が貯まる度合いもまったく違ってきます。 なかなか貯まらない、ついついお金を借りると嘆いている人の多くは見栄っ張りで、自分の身の丈に合っていないお金の使い方をしていることが多いのです(見栄っ張りな人はクレジットカードなどでお金を借りることも多い傾向にあります)。

例えば家賃が高過ぎる、毎日のようにランチやディナーにお金を掛け過ぎている、ブランド品に身を包んでいるなど。 毎日2,000円のランチを食べていたら1ヶ月で60,000円にも膨れ上がってしまいます。 もし月収20万円であれば、残りは14万円になってしまいます。 そこから携帯電話代や交通費など必要なお金を払っていかなくてはならないのですから、あっという間にお金が無くなってしまい、場合によっては借りるということになります。

お金が貯まらない、または借りる原因は非常にシンプルで、収入の額に対して支出の額が大き過ぎるということです。 しかし支出が多い自覚をしておらず、何が悪いのか分からないから解決ができないのです。 どうしてもお金を貯めたいと思うなら、自分のお金の使い方を一度見直してみましょう。

借金癖のある方は、お金を借りる事を優先して考えてしまいますが、そうではなくて、生活の質を下げて支出を減らすことをまず最優先に考えるべきです。 お金を借りる癖を治さなければ、いつまで経っても貯蓄することはできません。

お金の借り過ぎで任意整理

身分不相応な高額物件

僕は就職が決まって、東京で新生活を送り始めました。 東京で生活するために借りたのは、24区内の割とオシャレな感じの集合マンションです。

住居を借りる上で、色々と調べたのですが、レオパレスの様な家賃が安い所は音漏れが激しいという事がわかったので、自分のお給料の半分程度の家賃の部屋を借りることにしました。

今思えば、ここから無理があったのかもしれません。 部屋は2DKでしたが、身分不相応の物件だったと思います。

キャッシングで交際費を調達

交際費のお金

社会人になると家賃や電気代などの生活費以外に交際費も必要になってきます。

先輩に飲みに連れて行ってもらった時は、驕って貰えることもあるのですが、全額をおごってもらう訳にはいかないので、少なくとも自分の分の半分はお金を支払うようにしていました。

週に2、3回ぐらい会社の先輩や同期の人達と飲みに行っていたのだけど、そのうちに生活費が足りなくなってきました。 1回飲みに行ったら最低でも5千円ぐらいはかかりますからね。 たぶん、飲み代だけで月に5万円ぐらいは使っていたと思います。

財布の中にお金がほとんどなくなった時に、さてどうしようかと考えました。 僕は新入社員なので、貯金による蓄えもありません。 そんな時に、通勤途中にあったアコムの看板の事を思い出しました。

自分は新入社員ですが、会社勤めの給料取りなので、お金を借りるための審査は問題なくパスするだろうと思いました。 だから、お金がほとんど財布に無かった時に自宅のパソコンからアコムのWEBサイトにアクセスをして、お金を借りる申し込みをしました。

自分が申し込みをしたのは深夜の11時頃だったので、審査が行われたのは翌日の午前中だったのですが、午前中の内に審査をパスしたとの連絡がありました。 審査途中に僕が本当に会社に在籍しているかの確認があったのですが、個人名で電話が掛かってきたのでアコムからの電話だという事は会社にはばれませんでした。

最初の頃は数万円だけキャッシングでお金を借りる様にしていたのですが、徐々に借入総額が増えていきました。 1回あたりのお金を借りる額はさほど多くはないのですが、毎月の返済額より借りる額の方が多かった結果です。

そのうち、自分が借りることができる限度額まで借りてしまって、アコムではそれ以上お金を借りることができなくなってしまいました。

ここで、思いとどまって、飲みに行く回数を減らすとか、家賃の安い部屋に引越しをするとかすれば良かったのですが、自分の場合は、他のキャッシング会社からお金を借りるという事をしてしまいました。

弁護士に任意整理を依頼

1年ぐらい経つと借金が雪だるま式に増えてしまって、最終的には自分の手に負えなくなってしまいました。 借りたお金の事を考えると仕事もろくに手が付かない状態となってしまったので、最終的には任意整理をすることにしました。

任意整理とは、債権者と話し合って、返済額の減額や返済期間の延長をお願いすることです。 きちんとした書類を作って貰う必要があったことと、法律の専門家がいた方がよいので弁護士に依頼をして任意整理の手続きを進めました。

任意整理をした結果、毎月の支払額は、月5万円程度までに減らすことができました。 入社してからさほど年数の経っていない自分にとっては月5万円の支払いはきついけど、家賃の安い部屋に引越しをしたのでなんとか支払うことができています。

皆さんもお金を借りる事で自分みたいにならない様に給料に見合った生活を送るように心がけてください。 [追記]

フリーランスではお金を借りるのが難しかった

仕事はフリーランスで、ウェブ関係の仕事をしています。 まとまった現金がどうしても必要だったのですが、銀行ではお金を借りることができませんでした。 そこでちょっと金利は高くなりますが、銀行系消費者金融のカードローンを利用することにしました。 スピード審査、50万円までの借入なら収入証明書も必要ないとのことでした。

急ぎだったのでそこでお金を借りるための申し込みをしたのですが、思ったよりも時間がかかり審査に2日かかりました。 フリーランスだったからなのか、通常は収入証明書が必要ないということだったのに提出を求められました。 連絡先は自宅兼事務所ですし、勤務実績が分かりづらいからしょうがないのかなと思います。 会社勤めではないのでもちろん給料明細書はありません。

そこで用意したのは確定申告書です。 去年の収入を証明し、なんとかお金を借りることができました。 確定申告書じゃなくても、役所で収入証明書を発行することはできるみたいです。 去年の収入証明なので、個人事業主は仕事を初めて1年目はなかなかお金を借りるのが大変そうです。 でも収入はそこそこあったのに、結局借りることができたお金は30万円です。

自分の収入なら100万円はいけるかなと思ったのですが、いきなりは無理なんですかね。 どうせ金利も高いカードローンだし、結果的にあまり多額のお金を借ることができなくてよかったと思います。 しばらくは仕事の実績を上げることに専念し、さっさとこの30万円のカードローンも無くしてしまうか、別の低金利ローンに借り換えることを検討しようと思っています。 [追記]

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