こんにちはユレオです。
皆さまSF漫画や歴史ミステリーの漫画や小説を読まれたりするかと思います。
それぞれ別々のテーマなら珍しくはありませんが、SFと歴史ミステリーが混ざった「SF歴史ミステリー」というテーマの漫画や小説が存在ます。
この手のジャンルは「SFと歴史」という相反するようなジャンルをテーマにしており奥深い作品が多いわけですが、このジャンルの作品で「七夕の国」という漫画を聞いたことはありますでしょうか?
「七夕の国」は寄生獣で有名な岩明均の作品で、すごく面白いのに知名度が低いのでぜひご紹介したいと思います。
タイトル:七夕の国
作者 :岩明均
連載期間:1997年~1999年
巻数 :全4巻
話を構成する中でSF要素が大きいですが、全体的には歴史ミステリーの内容で物語が進み、現代の日本における村社会の中で伝統として祭られた”特殊な2つの力”をめぐるお話となっています。
この漫画は1999年に連載終了しているから、もう約20年前なんですね……寄生獣も最近アニメ化したわけですが、「七夕の国」は個人的には寄生獣を超える名作だと思っているのでアニメ化してほしいと願っています。
●スポンサーリンク
【目次】
SFミステリーマンガ「七夕の国」のあらすじ
大学生で主人公の南丸洋二は「新技能研究会」部長で、どんなものにも小さな穴をあける”超能力”を持っています。
まぎれもない超能力ですが取るに足らない内容の為、仲間内の遊びで終わっていましたが、南丸の通う同じ大学の教授も同様の能力を持ち、南丸よりも大きな穴をあけることが出来ました。
その教授は超能力のルーツを調べるために消息を絶ちます。
南丸とゼミ仲間は教授が調べていた「丸神の里」と呼ばれている丸川町を訪れ、教授の痕跡を探しますが、そこで南丸が丸神の里の大名の末裔ということがわかり、思わぬ歓迎を受けます。
丸神家の末裔の持つ超能力の秘密と教授の消息を探る為に、丸神の里へ深入りしたことで様々な事件に巻き込まれていきます。
スポンサーリンク
「七夕の国」の感想!話の構成が面白くて無駄のない洗練されたストーリー
前半で出てきて様々な謎や伏線を後半で怒涛の勢いで回収していく様は圧巻です。
話に無駄な話数もなく、初めから4巻できっちりと終わらせる段取りで描かれている漫画だなーと感じました。
もう一つは丸神の里の住民の多くが持つ「窓をひらいた者」という力で、これは作中では「怖い夢」を見る力と説明がありました。
やがて人として認識できない姿に変わってしまうわけですが、姿は「手のとどく者」の力の大きさと比例する為、強い力を使うと人の姿でいられなくなります。
力の名前が直感的でなくわかりにくいと思ったのですが、なぜそのような名前なのかということが後半で明らかになっていきます。
ソフトなSF漫画として非常に面白く、無駄が無いので一気に読んでしまえます。
「この後の展開が気になって仕方がない!」と思わせる構成なので、週末の一気読みにお勧めです。
●前半で出てきて様々な伏線を後半で怒涛の勢いで回収していく様は圧巻!
●読み終わった直後の満足感が高い!
「岩明均」の他の作品と当ブログ記事として取り上げた作品
岩明均の作品はどの作品も深みがあり大変読み応えのある作品ばかりで、漫画ではなく原作者として作品を描いている漫画もあります。
レイリ /岩明均、室井大資 全6巻
レイリという名の少女が武田信勝(13歳)の影武者として活躍する歴史漫画です。
レイリは落ち武者狩りの被害に合い一家を失いまが、岡部元信に拾われて4年間育てられてきました。
家族を殺され復讐の為に彼女はひたすらに強さを求め、日々木刀を振り続け、村一番の強さになるのですが、レイリの夢は大恩がある岡部丹波ために「戦場で武勲を立てて討ち死にする」ことでした。
そのことを知る岡部はレイリを戦場から遠ざけ、武田信勝(13歳)の影武者に仕立てて従事させることにします。
ヒストリエ /岩明均 既刊11巻
紀元前4世紀の古代ギリシアを舞台にしたエウメネスが主人公の歴史漫画です。
エウメネスはマケドニア王国であるアレクサンドロス大王(アレキサンダー大王)に仕えた人物で、幼少時代をへてやがて当時の強国のマケドニア王国であるアレクサンドロス大王の書記官として仕えるまでの成長過程と生き様が描かれています。
エウメネスの当時の時代からはかけ離れた独自の思考が大変面白く、生活文化の描写が細かくストーリーの重厚感も素晴らしい作品です。
岩明均のマンガの特徴である「早く続きを読みたい!」という気持ちにしてくれる大変面白いマンガです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
●スポンサーリンク
無料で漫画が読めるサービスをご紹介
◆毎月15冊まで無料でもらえる「タダ本」
『タダ本』は現物の漫画や書籍が無料でもらえる業界初のサブスクリプションサービスです。
年会費5,800円が必要ですが、対象商品20万冊以上の中から毎月15冊まで選べるので、年間最大19,800円分の漫画や書籍がもらえます。
電子書籍では読みづらいと感じている方や現物の本でコレクションしたいと考えている方には最高のサブスクリプションサービスです。
◆無料本常時2000冊以上!「Amebaマンガ」
Amebaマンガは、ブログで有名な「Ameba」が運営する日本最大級の電子コミックサービスです。
新規会員登録(無料)を行う事でポイントが付与されたり、定期的に半額のクーポンが配布されるなど大手ならではのサービスが魅力です。
常に無料本常時2000冊以上公開されており、200社以上の出版社作品が読めることや、購入をするたびに支払い金額の1%~のポイント還元といったサービスを行っています。
◆最大級の品ぞろえ「eBookJapan(イーブックジャパン)」
ヤフージャパンが運営する、「eBookJapan」は漫画を無料で読むことが出来る電子書籍サービスです。
コミックの品揃えが世界最大級の電子書店で、60万冊近い本を配信中しています。最新の漫画から往年の名作まで幅広く扱い、毎週更新で20万ページ以上の漫画が無料読み放題!というサービスが目を引きます。
この「最強無料まんが」は定期的に入れ替わるようですが、今話題の面白い作品が9000作品以上揃っており、eBookJapanへの登録が不要ですぐに読めることが出来るというのもポイントが高いです。
◆試し読みが充実している「まんが王国」
まんが王国は少年漫画・少女漫画・青年漫画・女性漫画など、幅広い漫画を取りそろえた電子書籍サイトです。
無料で読める漫画が3000作品以上と、電子書籍サイトとして急成長しており、日替わりで人気漫画が1巻無料で読めたり、3巻以上が無料で読める作品などもあり、多くの電子書籍サイトに比べると試し読み出来るページ数が多いのが特徴です。
まんが王国に会員登録すると試し読み出来るページ数が増えたり、無料で読めるようになる漫画がふえるといったサービスもあり、気になる漫画があるが一度試し読みしてみたいという方にはおすすめの電子書籍サイトです。
◆還元セールが魅力の「DMMブックス」
DMMブックスは国内最大級の品揃えが売りの電子書籍サイトで、人気の最新作から名作の絶版本まで、非常に幅広いラインナップが特徴です。
DMMブックスは、様々なインターネット事業を手がける「合同会社DMM.com」が運営する電子書籍ストアで、「50%ポイント還元」を行う還元セールがあるなど、非常にお得な電子書籍サイトです。
買ってすぐにポイントが付くので続きを購入するにも使用できますし、ポイントで買った漫画にもポイントが付くという非常にお得な電子書籍サイトです。