ホーム阿波國すきま漫遊記 第9話 野猿と索道

河口橋

大正末に造られたコンクリアーチ橋。

(愛媛県西条市中奥丁)

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県道12号線を戻っている途中で川にかかる廃橋が見えた。

あとで調べてみたらこれは大正時代に造られたコンクリアーチ橋で、現在の県道の旧道だったようだ。川幅が最も狭い場所に佳境したのだろう。

この場所は河口(こうぐち)という集落で、石鎚山の徒歩登山道の入口に当たる場所。いまも旅館やしもた屋が数軒残っている。

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現在は橋床の上に樹が繁っていて、衛星写真などからはわかりにくい。県道側の橋台も崩れかけているから、もう歩いても渡ることはできないだろう。

(2008年11月02日訪問)