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カンバセ ショナルマ ケティング
カンバセーショナルマーケティング
      〜Facebook活⽤編〜




              2011年3⽉

  アジャイルメディア・ネットワーク株式会社
  アジャイルメディア ネットワ ク株式会社




                                                   1
      Copyright © 2010 Agile Media Network, Inc.
徳⼒基彦
    NTTにて法⼈営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームや、
         法⼈営業       活動 従事 た後  系       グ
  アリエル・ネットワークを経て、2006年からはアジャイルメディア・ネット
  ワーク設⽴時からブロガーの⼀⼈として運営に参画。2007年7⽉に取締役に就任。
  2009年2⽉より代表取締役。
  2009年2⽉より代表取締役
    ⽇経ネットマーケティング「カンバセーショナルマーケティングの近未来」の
  連載等、最新のネットマーケティングに関する複数の執筆講演活動も⾏っている。
    個⼈でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログを運
    個⼈でも「tokuriki com」や「ワ クスタイル メモ」等の複数のブログを運
  営するなど、幅広い活動を⾏っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、
  「アルファブロガー」等がある。




                                                  http://blog.tokuriki.com/
                                                  http://blog tokuriki com/
                                                  http://twitter.com/tokuriki
2011/4/11                                         http://www.facebook.com/tokuriki 2
                Copyright © Agile Media Network, Inc.                              2
アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)のミッション

            『カンバセーショナル・マーケティング』のリーディング企業として、
               バ             グ    デ  グ
            企業がブログやツイッター等のソーシャルメディアをマーケティングに
            活⽤する際の⽀援をします。



            企業のブログ・ツイッター等の                 企業                 企業と、消費者がコミュニケーション
            ソ シャルメディアにおける
            ソーシャルメディアにおける                                     をとることができる場の提供
            マーケティング活動⽀援




                  ソーシャル
                  メディア                                               利⽤者
                  (ブログ、SNS
                   ツイッター)




                         ブログ等の書き⼿の⽀援、ブログ⽂化の活性化
                         ブログメディアの価値の向上



2011/4/11                                                                         3
                             Copyright © Agile Media Network, Inc.                3
Facebook活⽤編の⽬次です。


    • ⽇本と⽶国におけるFacebookの現状分析

    • 企業によるFacebook活⽤の基本概念

    • マーケティングにおけるFacebookの可能性




                       ※資料中のデータは特に⾔及がない限り2011
2011/4/11              年3⽉の調査時点のものです。           4
                                                4
昨年末から⽇本でもFacebookが話題になってますが、
 実際、現在はどういうステージにあるのでしょうか?




2011/4/11                       5
                                5
Facebookは世界中で利⽤者を増やしており、今年すでに
6億アクティブユーザーを突破したと⾔われています。




2011/4/11                                          6
http://www.socialbakers.com/facebook-statistics/
特にアメリカでは既にアクティブユーザーが1.5億⼈を超え、
特にアメリカでは既にアクティブユ ザ が1 5億⼈を超え
インターネット⼈⼝の6割以上が使っているといわれています




http://www.socialbakers.com/facebook-statistics/united-states
http //    socialbakers com/facebook statistics/ nited states

2011/4/11                                                       7
                                                                7
Googleトレンドで⾒ても、アメリカでは2004年のサービス
 Googleトレンドで⾒ても アメリカでは2004年のサ ビス
 リリース以降、順調に検索数も増えてきているようです。




   http://www.google.com/trends?q=Facebook&geo=us
2011/4/11                                           8
                                                    8
また、アメリカではTwitterやblogという⾔葉に対しても、
検索数では⼤きく⽔をあけていることが分ります。




 http://www.google.com/trends?q=Facebook%2CTwitter%2Cblog&geo=us
2011/4/11                                                          9
                                                                   9
⽇本でも今年ユーザー数が急増し、250万を超えてきました。
⽇本でも今年ユ ザ 数が急増し 250万を超えてきました
ただし、ネット⼈⼝に対する⽐率はまだ3%以下です。




http://www.socialbakers.com/facebook-statistics/japan
http //    socialbakers com/facebook statistics/japan

2011/4/11                                               10
                                                        10
⽶国では、Facebookのようなソーシャルメディアは、
      、               ャル ディ  、
GoogleやYahoo!を超える存在と⾔われています。


    •
                       ■アメリカ
                       ・⼈⼝
                        3億1400万⼈

                       ・Google
                        1億5000万⼈
                       ・Yahoo
                        1億3000万⼈
                       ・Facebook
                        1億3000万⼈
2011/4/11                          11
                                   11
⽇本では、mixiやツイッターですら、まだ⼀部の⼈にしか
使われていません。



                    ■⽇本
                    ・⼈⼝
                     1億2700万⼈

                    ・mixi
                     約1000万⼈
                    ・Twitter
                     約1000万⼈
                    ・Facebook
                     約200万⼈
2011/4/11                       12
                                12
⽬次


    • ⽇本と⽶国におけるFacebookの現状分析

    • 企業によるFacebook活⽤の基本概念

    • マーケティングにおけるFacebookの可能性




                       ※資料中のデータは特に⾔及がない限り2011
2011/4/11              年3⽉の調査時点のものです。           13
                                                13
⽶国では、約7割の企業がFacebookペ ジを開設している
  ⽶国では、約7割の企業がFacebookページを開設している
  と⾔われており、利⽤するのが当たり前の状況のようです。




 http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20100831/216044/?P=4
2011/4/11                                                          14
                                                                   14
ただし、⽶国と⽇本の、現在のファン登録者数の違いには
 ただし ⽶国と⽇本の 現在のファン登録者数の違いには
 注意が必要です

            Coca-Cola(グローバル)   コカ・コーラ パーク
            2,293万⼈            3,643⼈


            Starbucks(グローバル)
                               Uniqlo
            1996万ユーザー
            1996万ユ ザ           3万⼈


            Barack Obama       ⾃由⺠主党
            1,857万⼈            3,162⼈


            Lady Gaga          広瀬⾹美
            2,980万⼈
            2 980万⼈            5,915⼈
                               5 915⼈
2011/4/11                                   15
                                            15
ちなみに、去年の今頃のツイッターでは、
 ちなみに 去年の今頃のツイッタ では
 下記のような差でした。




   157万フォロワー           1万フォロワー



   80万フォロワー            3万フォロワー



   339万フォロワ
   339万フォロワー           38万フォロワ
                       38万フォロワー




  453万フォロワー
2011/4/11              27万フォロワー               16
                                 ※2010年3⽉時点
また、Facebookは企業のための宣伝の場ではなく
 また Facebookは企業のための宣伝の場ではなく
 利⽤者同⼠の「会話」の場であることに注意して下さい。

                          ソーシャルメディア
            マスマーケティング
                           マーケティング
     ■不特定多数の視聴者や読者      ■不特定多数の利⽤者にリーチ
      にリーチすることが容易        することは⽐較的苦⼿

     ■短期間での認知向上を得意
                        ■短期間での認知向上は不得意
      とする

     ■メッセージのコントロール
                        ■会話のコントロールは不可能
      が可能

     ■視聴者や読者は受⾝なので      ■利⽤者にとっては会話の場
      宣伝に対しても⽐較的寛容       ⼟⾜の宣伝が炎上するケースも
2011/4/11                                 17
                                          17
Facebookは数あるソーシャルメディアの⼀つであり、他の
 F   b kは数あるソ シャルメディアの つであり 他の
 ツールと組み合わせることで、より効果が上がりえます。
        多
        数
        へ                                     ニュース
        の                                      サイト
                                      メディア系
                                      メデ ア系
   情                                   ブログ
   報                               ⽇記系
   発信
                                   ブログ
            Twitter    Facebook
                          ページ


        少                     mixi⽇記
        数        mixiボイス
        の
                      携帯メール             PCメール
   会
   話
            リアルタイム(主にモバイル)                    編集が必要(主にPC)
2011/4/11                                                   18
                                                            18
SNSのFacebookと、Facebookページは全く違うものと
                           く
認識して下さい。
            Twitter   Facebook   Facebook   mixi     ブログ
                      ページ        アカウント      アカウント

利⽤対象        制限無し      主に企業       個⼈のみ       個⼈中⼼     制限無し

拡散性         ⽚⽅向フォロー   ⽚⽅向フォロー    双⽅向承認      双⽅向承認    特に無し

リアルタイム性     ○         ○          ○          △        ×

検索可能性       ○         △          ×          ×        ○
                      (ページ単位)    (存在のみ)
リッチ性        ×         ○          ○          ○        ○
(写真や動画)
アーカイブ性      ×         ○          △          △        ○
(再利⽤等)

スマートフォン     ○         △          ○          △        ▲
対応(アプリ)               (ウォールのみ)              (⼀覧のみ)   (ブログによる)

ガラケ 対応
ガラケー対応      ○         △          ○          ○        ▲
                      (ウォールのみ)                       (ブログによる)
2011/4/11                                                       19
                                                                19
ソーシャルメディアの活⽤においては、
タイムラインとコンテンツの⼆つの役割で考えてみて下さい
            タイムライン                    コンテンツ
      利⽤者が他の利⽤者の動向や発⾔を           共有される対象となるコンテンツ
      ⾒るための場所。                   ・つぶやき
                                  つぶやき
      ・TwitterやFacebookのタイムライン   ・ニュースやブログの記事
      ・メールソフトのメール⼀覧              ・写真や動画
      ・mixiやアメブロのトップページ
       mixiやアメブロのトップペ ジ          ・アプリの更新情報などなど
                                  アプリの更新情報などなど




2011/4/11                                          20
                                                   20
Twitterはタイムラインに特化し、
コンテンツは基本的に他のサービスに依存しています。
                タイムライン             コンテンツ
      Twitterはタイムラインに特化。       つぶやきはTwitter内で完結するが
                              それ以外のコンテンツは外部サ ビスに
                              それ以外のコンテンツは外部サービスに
                              リンクで対応

            ■Twitterのタイムライン   ■Twitterのつぶやき、ブログや動画




2011/4/11                                            21
                                                     21
Facebookは、タイムラインとコンテンツの両⽅の役割を
果たすことができるプラットフォームです。
            タイムライン              コンテンツ

       ツイッターと同様のリアルタイムの    単⽂のテキストだけでなく、⻑⽂の記事、
       タイムラインとしての役割も担う。
       タイムラインとしての役割も担う     動画や写真のコンテンツも中で完結可能

        ■Facebookのタイムライン    ■Facebook内のコンテンツページ




2011/4/11                                         22
                                                  22
全てをFacebookページ内で完結させる必要もありません。
Twitter同様、リンク先への誘導に使うという⼿もあります。
            タイムライン       コンテンツ

   ■公式Facebookページ    ■公式ブログ




                     ■公式YouTubeチャネル
  ■公式Twitterアカウント




2011/4/11                             23
                                      23
逆にFacebookをコンテンツの掲載場所の中⼼に据えて、
TwitterからもFacebookへ誘導することも可能です。
            タイムライン          コンテンツ

   ■公式Facebookページ     ■Facebook内のコンテンツページ




    ■公式Twitterアカウント




2011/4/11                               24
                                        24
⽬次


    • ⽇本と⽶国におけるFacebookの現状分析

    • 企業によるFacebook活⽤の基本概念

    • マーケティングにおけるFacebookの可能性




                       ※資料中のデータは特に⾔及がない限り2011
2011/4/11              年3⽉の調査時点のものです。           25
                                                25
Facebookを企業が活⽤する⽅法としては、
 Facebookを企業が活⽤する⽅法としては
 様々な⽬的や可能性が考えられます。

  1.傾聴戦略:利⽤者の声に⽿を傾ける
    会話戦略 利⽤者に直接語りかける
  2.会話戦略:利⽤者に直接語りかける
  3.活性化戦略:利⽤者にもっと語ってもらう
  4.⽀援戦略:利⽤者の間の会話を⽀援する
  4 ⽀援戦略:利⽤者の間の会話を⽀援する
  5.統合戦略:利⽤者を社内に巻き込む

  ※参考:グランズウェル(翔泳社)




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1.傾聴
 まずFacebookページを作る前に、検索をしてFacebook内
 で製品やサービスが語られているか⾒てみましょう。




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2.会話
 Facebookページで得やすい成果は、利⽤者の声や反応を
 ⼿軽に聞くことができるという点です。
  ■Facebookのメリット
  1.無料で利⽤することができる
  2.投稿に対して利⽤者からコメントをもらえる
  2 投稿に対して利⽤者からコメントをもらえる
  3.投稿に対して「いいね」というリアクションをもらえる




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3.活性化
 3 活性化
 Facebookでは、利⽤者の様々な⾏動が、他の利⽤者に
 ⾃動的に可視化されることが⼤きなメリットとなります。

            タイムライン       コンテンツ

                     ■Facebookページのファン登録をする




                     ■「いいね!」ボタンを押す
                      「いいね!」ボタンを押す




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3.活性化
 静的なウェブサイトで実施していた企画も、Facebook上で
 ⾏えば、⾃動的に利⽤者のフレンドに可視化されます。

■利⽤者参加型企画にFacebookを組み合わせる
・Facebookアンケート企画
・Facebookプレゼント企画
・Facebook投票企画
・Facebook写真投稿企画
・Facebookクイズ企画
・Facebook⼤喜利企画
・Facebookチャリティ企画
・Facebookコンテスト企画
 等々・・・



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4.⽀援
 Facebookページを宣伝の場ではなく、利⽤者のサポートを
 する場と位置づけることも可能です。
 ⾃社の製品やサービスの話を超えて、事業ドメインやニーズ
 ⾃社の製品やサ ビスの話を超えて 事業ドメインやニ ズ
 に関するFacebookページを開設するという⼿もあります。




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5.統合
   5 統合
   ⾃社のコアなファンを、⾃社の製品企画や、販促企画の
   プロセスに統合していくことも可能です。




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http://www.youtube.com/watch?v=Y8-tGoNuK1A
Facebookページの展開を3つのステップで育てていくこともお勧めです。

                                                                   統合(Embrace)
■3つのポイント                                                           利⽤者と⼀緒に事業を盛り上
                                                     ⽀援(Support)
1.ファンとの関係づくり
1 ファンとの関係づくり                                         利⽤者同⼠が、製品に
                                                                   げたり、製品やサ ビスを開
                                                                   げたり、製品やサービスを開
                                                                   発できる仕組みを構築する
2.ファンの可視化                                            関する話題についてサ
                                        活性化          ポートしあったり情報
3.ファンのサポーター化                            (Energize)
                                             g       交換できる場の提供
                                        ファンによるクチコミ
                                        をより活性化させるた
                                        めの仕掛けや仕組みを
                                        提供
                    会話(Talk)
                    利⽤者に⾃社の思いや
                    こだわりを伝えるとと
                    もに意⾒を求める


   傾聴(Listen)
   傾聴(Li t )
   利⽤者の声に⽿を傾け、
   利⽤者の考えているこ
   とや思いを理解する
                                                                       ファン




                                                                    ファン兼情報発信者
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Copyright © Agile Media Network, Inc.                                              33
参考:カンバセーショナルマーケティングの視点で考える効果測定

                                        ■従来の効果測定   ■これからの効果測定

                                                   ファン数


                                        コンバージョン数   購⼊者数、申込件数


                                                   検討者数


                                                   興味者数


                                                   認知者数


                                        視聴率、購読部数   露出数、最⼤認知数
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Copyright © Agile Media Network, Inc.
Facebookの効果測定も、複数の視点が考えられますが、
         効果測定も、複数 視点が考えられますが、
効果が出るまでには時間がかかることを覚悟すべきです。


                  Facebookを利⽤しているファンの数
                  ファンの製品に関する投稿数等
                  Facebook経由の購⼊者数
                  サービス登録数等
                  Facebook経由の資料請求数、試⽤数
                  購⼊検討者の質問数等
                  F   b kペ ジのフ ン数
                  Facebookページのファン数、
                  いいね!の数、サイトへの誘導数

                  Facebookページへの投稿の閲覧数
                  Facebookペ ジへの投稿の閲覧数
                  いいね!された発⾔の閲覧数


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Facebookページは、
             ジは、
    Facebook内に作るホームページと考えて下さい。

  活⽤法の正解は⼀つではなく、
        活⽤の選択肢は、無数にあります。




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ご不明な点がありましたら遠慮なくお問い合わ
 せ下さい。


      アジャイルメディア ネットワ ク
      アジャイルメディア・ネットワーク
        徳⼒基彦

            tokuriki@agilemedia.jp



 ウェブサイト
    http://agilemedia.jp/
       p    g         jp
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