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ADK互換モジュールの
  Bluetooth対応改造

名古屋Android勉強会 ADKハンズオン+α
2012/4/21 ~ (2012/5/27) on Ustream
           @reikoyam01
 監修:@magoroku15 最底辺活動家
本資料は@magoroku15師匠による
ADKハンズオンのフォローアップ講座の記録です。

第4回名古屋Android勉強会 ADKハンズオンで
作成したpoorman’s ADK※をベースに
Bluetooth対応モジュールに改造していきます。

※詳細は下記参照
http://www.atnd.org/events/24616
http://www.slideshare.net/magoroku15/poormans-adk-11350123
2012/5/29                                                    2
• 第1回放送 2012/4/21
   概要~組立(USBコネクタ)
• 第2回放送 2012/5/5
   組立(電源まわり) 、Pickit3接続
• 第3回放送 2012/5/27
   組立完了、UARTログ取得
• 以降、未定


2012/5/29                 3
第1回放送 2012/4/21
            概要~USBコネクタの取付
                           告知
              http://atnd.org/events/27943
                           資料
      http://www.slideshare.net/reikoyam01/adkbt
                       twitterまとめ
              http://togetter.com/li/291317
                      USTアーカイブ
        http://www.ustream.tv/recorded/22012322
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本講座でできること
◆Bluetooth対応
 BTシリアルでAndroid端末と通信
 (ADKは使わない)

◆電源供給部の改造
 汎用USBケーブルが使えるように
   (BT対応には必須ではないのでそのままでも可)

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用意するもの
・第4回名古屋Android勉強会 ADKハンズオン 配布部
  品一式
・基板取付用USBコネクタ(Aタイプ、メス)
   秋月通販コード C-00160 ¥50
・基板取付用USBコネクタ(Bタイプ、メス)             技適付きを
                                   買うのが吉
   秋月通販コード C-00161 ¥50
・USB-BTドングル BTMicroEDR1XZ amazonで¥964
・PicKit3 秋月通販コード M-03608 ¥3900
・グル―ガンとグル― 100円ショップであわせて¥420
・USBケーブル Aオス-Bオス 100円ショップで¥100
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USBコネクタ
TypeA : BTドングル用
             写真左端+(赤)、右端-(黒)
             中央の2本はデータ


TypeB : 電源供給用
             写真上が-、下が+
             左側の2本(データ)は使わない


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組立て
                              TypeA
レギュレータ                       +をj30へ
  左から
 Vout(3.3V)
                            DATAはPICと
   GND
                               接続
  Vin(5V)




 TypeB                       このへんは
+をa3へ                         使わない


   ・USBコネクタは足を切ってピンを挿し、グルーガンで固定
   ・勉強会の時の配置ベースで作る場合は
    PIC含め全体に位置をずらしているので注意!
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予習のための資料

android側プログラム S2 BT Terminal2
http://side2.jp/apps/bluetooth-terminal/

BT対応参考資料(あきのりさん)
http://d.hatena.ne.jp/hrdakinori/



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第2回放送 2012/5/5
            組立(電源まわり)、書き込み

                    USTアーカイブ
      http://www.ustream.tv/recorded/22370151
                     twitterまとめ
            http://togetter.com/li/298926
                   PIC側プログラム
     https://github.com/magoroku15/BT_DROID

2012/5/29                                       10
組立(電源まわり)
                                      3.3Vをこのライン
3端子レギュレータ                             へ引っ張る
IN:5V OUT:3.3V
コンデンサの使い方が物によって
違うので注意。                              セラミックCでもOK
                                     電解の場合は極性
                                     に注意
1Kか10Kくらいの抵抗で
リセットピンをプルアップ
(ここでは10KΩを使用)


            PICは12~25番に


                                   このへんの
抵抗はE6で100Ω~10KΩの範囲を、コンデンサは電解       結線は次回
で10μF, 積層セラミックで1μFと0.1μFを用意しておけば
マイコンの実験では十分
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Pickit3接続、書き込み
                                     1番目を12番(PICのリセットピン)
                                     2番目を+
                                     3番目を-
                                     4番目を15番(PICの4番ピン)
                                     5番目を16番(PICの5番ピン)




            接続用のコネクタを作っておくと便利⇒

  ・書き込むソフト BT_DROID(あきのりさん版から少しだけ変更)
    https://github.com/magoroku15/BT_DROID
  ・MPLABXのインストール、書き込み方法は勉強会資料参照
    http://www.slideshare.net/magoroku15/poormans-adk-11350123
2012/5/29                                                        12
ここまでのまとめ
                                   ・USBコネクタ取付
                                   ・電源周り配線
                                   ・PICの配置とPicKit3接続
                                   ・プログラム書込み
                                    (MPLABX)




   次回はUSBまわりの結線、シリアル出力のデバッグなど。
   シリアル出力にはUSBシリアルコンバータ(FTDI 3.3V TTLレベル)が必要。
    RL232FT http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-01977/

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第3回放送 2012/5/27
            組立完了、UARTログ取得

                  USTアーカイブ
     http://www.ustream.tv/recorded/22890162

                   PIC側プログラム
     https://github.com/magoroku15/BT_DROID


2012/5/29                                      14
残りの結線(USBまわり、LED)
                                          USB端子の電源、信号線
                                          1番上:GNDへ
                                          2番目:g18(PICの22)へ
                                          3番目:G19(PICの21)へ
                                          4番目:h25(5V)へ
LED2個
・a13-GND
 a13-GND
・a14-GND
極性に注意!
(長いほうがプラス)



    ハードはこれで完成! →p.12を参考にpickit3をつないで書込み
    電源供給の設定(MPLABX):
     プロジェクトの所で右クリック→properes→PICkit3
     →Opon categories:Power→Power terget circuit from PICkit
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UARTログ出力
USBドングルを挿してPower ON!⇒動かない..
USB-シリアル変換器でログを出して解析
秋月のK-01977 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-01977

i23(PICの17)                   ターミナルソフト
                               Ubuntu:minicomなど
                               Windows:TeraTermなど
i24(PICの16)
                              57600bpsに設定
            GND               (Clockのスピードに合わせる)

  ログに「USB Error - cannot enumerate device」が出ている!
  原因究明編は次回。
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参考資料
Android + Bluetoothドングル + PIC24F (side2さん)
http://side2.jp/2011/05/android-bluetooth-dongle-pic24f/


Android ADK プログラミング電子工作バイブル
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883378098/soccoltd
   -22/ref=nosim


PIC24Fの基板も発売中 !
http://techno-road.com/shop.html#yokorobo01

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次回へつづく




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