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品川Redmineへようこそ

2011/9/8
スタッフ一同
(copyright2011 akipii@shinagawa.redmine)

11
品川Redmineの目的
対象はプロジェクト管理ツールRedmine
Redmineの発展、普及、情報共有
操作方法、運用方法、ベストプラクティス
プラグインの操作方法、開発方法

関東でRedmineの情報を共有できる場が欲しい
「東の
東のTrac、西の
東の
、西のRedmine」と言われている (@nobiinu_and)
関東の隠れRedmine派のための場を作りたい etc.

皆でコミュニティを
育てていきましょう
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2
品川Redmineの目的(秘)

[秘] JPL(Redmine作者 を
秘
作者)を
作者
品川Redmineに
品川
に
お呼びすること!
(@marutosijp)

コミュニティで
実現しましょう
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3
「品川」Redmineの由来
ネーミングの由来は色々あるそうです
決起集会の場所が品川近辺の飲み会だった
場所:五反田のりべえ

チケット駆動開発大決戦第2回の開催場所が品川
近辺だった
Shibuya.trac開催(2011/6/30)

スタッフは品川駅周辺が都合がよい etc.

僕もよく知りません
詳しくはスタッフへ!
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4
品川Redmineの情報
ハッシュタグ
#47redmine でつぶやいてください

Facebookコミュニティページ
http://www.facebook.com/shinagawa.redmine

活動HP
http://shinagawa.redmine.r-labs.org/projects/shinared
今後の勉強会の企画もチケット駆動でやってます
誰でもユーザログインできます

スタッフを絶賛募集中!
詳しくはスタッフへ!
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5
会場を提供して頂いたIPA様に感謝!
IPA様のご好意で会場をお借りしています
Redmine勉強会の成功を期待しています、と。
会場内ではルールを守って下さい

最近のIPA様はとても役立つ資料を公開されてます!
Rubyによる
によるWebアプリケーション開発 教育プログラム導入実証
による
アプリケーション開発
http://www.ipa.go.jp/software/open/ossc/seika_1005_1.html
Ruby & Railsの教育に最適!

非ウォーターフォール型開発に関する調査報告書
http://sec.ipa.go.jp/reports/20100330a/20100330a_1.pdf
アジャイル開発のトレンドをまとめた報告書

・非ウォーターフォール型開発
非ウォーターフォール型開発WG活動報告書   
非ウォーターフォール型開発
活動報告書
http://sec.ipa.go.jp/reports/20110407/20110407_2.pdf
アジャイルな契約をまとめた報告書

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6
障害管理から
チケット駆動開発へ
ソフトウェア開発の3種の神器

2011/9/8
あきぴー@47redmine
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7
自己紹介
HN:@akipii
チケット駆動開発の本を出
版 (with @sakaba37)
Redmineを使って、
 チケット駆動開発による
 Agileな開発方法について
 解説しました

現在 絶賛販売中
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8
Agenda
Excelによる障害管理の課題
BTSからITSへ
チケット駆動開発とは
Agile化したチケット駆動開発
SW開発の3種の神器
まとめ

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9
Excelによる障害管理の課題
バグ情報が散在して混乱しやすい
バグが50個、100個以上増えると手に負えない
Excelやメールに作業履歴が散らばっている
バグの集計や報告書作りに手間がかかる

バグ修正と検証のワークフローが複雑
一人の担当者に作業負荷が集中
担当者がたらい回しされてバグが放置されてしまう

リリース管理が大変
Excelの管理台帳で障害管理Noとリリースタグを管理
リリース履歴から過去のバグを探しにくい
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10
BTSの特徴
BTSは障害管理のためのWebシステム
Bug Tracking Systemの例:Mantis、Bugzilla
複数人が違う場所でも障害管理票を更新可能

バグの情報をチケットで一元管理
チケットに作業履歴を集約
過去のバグの検索や集計処理が楽
メトリクスを分析して品質管理

チケットのステータス遷移で制御
バグ修正と検証の連携作業をワークフロー管理

終了チケットをリリース履歴として残す
チケットにリリース済み(予定)バージョンを付与
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11
BTSからITSへ
ITSはBTSを拡張した課題管理システム
障害だけでなく、課題や要望に使う (Issue Tracking)

Wiki、SCM連携の機能を含む
Post-commit-hookでチケットとSCMリビジョンを紐付ける

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チケット駆動開発とは
Tracのチケット管理から生まれた(@machu)
http://www.machu.jp/diary/20070907.html#p01

正式名称:Ticket Driven Development

(@machu, @hiroe316)

BTS/ITSを障害管理だけでなくタスク管理に使う(@machu)
チケット無しのコミット不可 (No Ticket, No Commit !) (@machu)
TiDDをAgile開発へ適用できた (@akipii)

BTSの運用対象を
の運用対象を
拡大する

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13
チケット駆動開発の意義
BTSをAgile開発のタスク管理へ適用
作業はチケットを起票してから始める(Ticket First)
チケット無しの作業不可 (No Ticket, No Work)

BTSのワークフロー管理をSW開発全般へ拡張
課題管理やインシデント管理にも適用

トレーサビリティで変更管理をサポート
チケット無しのコミット不可 (No Ticket, No Commit)
チケットで全ての作業を追跡する (Ticket Tracking)

ツール連携で新しい運用方法を見出す
BTS/ITS・Wiki・SCM・CIの各種ツールを連携 (3種の神器
種の神器)
種の神器
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14
Agile化したチケット駆動開発(1)
ITSチケットをXPのタスクカードのように扱う(@sakaba37)
チケットに作業履歴・進捗・構成管理の情報を付与する
チケットで作業履歴や変更理由を追跡できる(Traceabilty)

タスクカード(例
タスクカード 例)
タスク番号:21
ストーリー番号:11
開始日:2009/7/14
終了日:2009/7/17
予定工数:32時間
実績工数:28時間
説明:カート画面に売れ筋商品機能を実装
ノート:共通ライブラリを使う

(copyright2011 akipii@shinagawa.redmine)

15
Agile化したチケット駆動開発(2)
ITSチケット一覧を のタスクボードのように扱う (@sakaba37)
チケット一覧をXPのタスクボードのように扱う
チケット一覧を
使用者の観点でViewを切り替える
PMと開発者では欲しいViewが違う

PDF、Excel出力機能が重要
顧客もPMも帳票にこだわっている

かんばん
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16
Agile化したチケット駆動開発(3)
ITSのワークフロー機能を
のワークフロー機能をSW開発全般のタスクへ拡張 (@akipii)
のワークフロー機能を
開発全般のタスクへ拡張
複数人で連携する作業漏れをなくす (ペア作業
ペア作業)
ペア作業
チケットのアクティビティ図

チケットの状態遷移表
チケットの状態遷移図
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Agile化したチケット駆動開発(4)
成果物の変更をチケットで追跡する(Traceability)
チケットへ構成管理情報を付与する
チケット無しのコミット不可 (No Ticket, No Commit !) (@machu)

変更理由をチケット経由で要件からビルドモジュールまで追
跡可能

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18
Agile化したチケット駆動開発(5)
ITSバージョンを のイテレーションと同一視する(@akipii)
バージョンをXPのイテレーションと同一視する
バージョンを
2~4週間単位にVerUpしながら機能も品質も改善していく
(小規模リリース
小規模リリース)
小規模リリース

モジュール)
バージョン (モジュール
モジュール
→チケット (ITS)
→ソース修正履歴 (SCM)
へ追跡可能

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SW開発の3種の神器

(@haru_iida)

ITS、SCM、CIの3つのツールの総称
ITS (Issue Tracking System) :課題管理
SCM (Software Configuration Management) :構成管理
CI (Continuous Integration) :ビルド管理

TiDDはツールを組み合わせた新しい使い方の一種
3種の神器は高速・高品質な
種の神器は高速・高品質なSW開発を目指す
種の神器は高速・高品質な
開発を目指す
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20
SW開発の3種の神器の概要図(@akipii)

課題管理
システム

ソース
管理
(copyright2011 akipii@shinagawa.redmine)

ビルド
管理
21
3種の神器の特徴
高速な開発になる要因
ITS
SCM

CI

高品質になる要因

・タスクの変更に強い
・小規模リリース

・柔軟なワークフロー管理
・強力なレポート機能

・並行開発
(強力なブランチ管理
強力なブランチ管理)
強力なブランチ管理
・強力なマージ機能
・常時ビルド

・トレーサビリティ
(変更はチケットで追跡
変更はチケットで追跡)
変更はチケットで追跡

・常時リリース可能
・テストの自動化

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まとめ
BTSの運用がTiDDの発端
BTSは本来変化に強い構造を持つ
TiDDはBTSの機能をAgile開発に流用した

TiDDでメンバーの自発性が出てくる
TiDDはプログラミングそのものに集中できる環境を提供
プロジェクトファシリテーションと相性が良い

TiDDはXPと同じくプログラマ復権運動
TiDDはPRJ管理の問題をソフトウェアで解決する
PMが欲しがる要望はツールの1機能で実現可能

プログラミングで解決できる問題はAgile開発が得意

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続きはDevLove関西で!
DevLOVE関西2011CONNECT at 大阪
関
2011/9/17(土) 13:00-17:30
土
http://kokucheese.com/event/index/16663/

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ご静聴
ありがとう
ございました

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Editor's Notes

  • #3: 一番の隠れた目的は、 JPL を品川 Redmine にお呼びすること!!!!
  • #4: 一番の隠れた目的は、 JPL を品川 Redmine にお呼びすること!!!!