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安全シグナル

就寝時の低温やけどに注意!

寒い季節、就寝時に布団を温めておきたいですよね。そんな時によく利用される、電気毛布、電気あんか、ゆたんぽ、使い捨てカイロなどで低温やけどが起きることがあります。低温やけどは「痛い・熱い」の自覚が伴わない場合があり、皮膚の深部に及んで重症化する危険もあるので注意が必要です。

こんな事故が起きています!

  • 長時間にわたり電気毛布を掛けていたら、足の指8本が低温やけどになり、治るのに約6ヶ月かかった。
  • 巻いていたタオルが外れてゆたんぽが直接皮膚に当たり、低温やけどになった。

事故を防ぐポイント

  • 心地よく感じる温度でも、皮膚の同じ部分に長時間接触させないようにしましょう。
    (44℃では3~4時間、46℃では30分~1時間、50℃では2~3分で「低温やけど」になるといわれています。(山田幸生「低温やけどについて」製品と安全第72号、(一財)製品安全協会))
  • 電気毛布は就寝前に温め就寝中は高温で使用しない、布団が温まったら電気あんかやゆたんぽは布団から出す、睡眠中はカイロを使用しないなど注意しましょう。使用前に必ず取扱説明書を確認しましょう。
  • 低温やけどは見た目より重症の場合があります。痛みや違和感がある場合は、早めに専門医の診断を受けましょう。

[参考]

問い合わせ
東京都生活文化スポーツ局 消費生活部 生活安全課 電話03-5388-3082