新年を迎えた1月1日、明治神宮には多くの初詣客が訪れ、にぎわいを見せた。
例年、約300万人の参拝客が訪れることで知られる三が日の明治神宮は、原宿駅周辺や北参道エリアで警察が交通規制も行う。快晴の幕開けとなったこの日は、家族連れやカップル、学生、外国人観光客ら、老若男女多くの参拝客が、第一鳥居から続く参道の砂利道を踏みしめ本殿へと列をなし、本殿前に特設された囲いの中に向けさい銭を投げ入れ、おのおのが願いを込め手を合わせ頭を下げた。
参拝客らは本殿から少し離れた授与所でも、合格祈願や開運などのお守りや札、守護矢などを求め長蛇の列をつくった。参道は片道通行で、警視庁も警備に加わり、参拝客は誘導に従いながら大きな混乱もなく参拝を終えていた。
原宿駅近くの表参道の一部には露店が並び、温かい食べ物や甘味などを求める参拝客らの姿も見られたが、元日で営業していない店も多く、原宿・表参道エリア全体では人は少なかった。