F-レックスと福井高専との連携の在り方を考える
ブログでも先日ご紹介しましたが、2月28日(土)に、福井高専にて「高専カンファレンス in 福井」が開催されました。
私も、第一部「先生たちが物申す!」のスピーカーとして福井県の大学連携プロジェクトである「F-レックス」について説明させていただきました。もの申すというよりは、協力依頼に行ってきたような感じです。
ウェブ上のタイムテーブルでも公開されていますが、当日は前半の一般発表と後半のLightening Talksに分かれています。この一般発表の中で、Fレックスの目的や現状、そして、今後についてお話させていただきました。
一番驚いたのは、参加者のほとんどがPC持参であること。これまでも多くの会議などでPCを持っている方は見かけましたが、ほとんどの参加者が持っているというところが高専らしいですね。また、会場は無線LANが当日限りですが解放されており、高専SNSやTwitterに書き込んでいる方々も見かけました。
このあたりは、先月参加したEducauseのイベントにも通じるところがあります。Fレックスのシンポジウムもこのような環境で開催できると、ずいぶん雰囲気も変わるのかと思いました。
カンファレンスの様子はリアルタイムでネット配信
カンファレンスの様子がネットで配信されるところもいいですね。私は夕方別件の仕事があり、中座しなければならなかったのですが、自宅に帰って引き続きネットで後半のライトニングトークを見ることができました。
ストリーミング配信の方では、東京サテライトも映し出されていて、物理的な制約が取り払われている感じです。後半は私も自宅からの参加となりましたが、その臨場感を十分に味わうことができました。それにしても、高専の方々は結束力&行動力がすばらしい!といつも感心するばかりです。F-レックス・プロジェクトもこれに負けないように頑張らないと!
出席できず残念でした。
こういう形の集まりが、日常的になると良いですね。
街づくりNPOでは、この種のイベントをボランティアの協力も得て、ネット配信しているところもあります。
しかし、どうも「コンピュータおたくとかICTの専門家など特別の人の世界で、私には縁がない世界」と思われているところが問題だと思います。
これは、ICT専門家側にも問題はあると思います。
高専は、絶対数が少ないので、どうしても「高専独自のイベント」が多いのですが、逆に一般の人がなかなか入りずらいところもあります。
外部評価の時代なので、高専以外の人へのアピールとか参入をもっと進めると良いと日ごろから思っております。
コメントありがとうございます。
いつ見ても高専の方々(卒業生も含めて)のパワーはすごいな、、、と感心させられます。確かに、コンピューターおたくの世界だ、という目で見られている部分もあるかもしれませんが、福井高専の取り組みが素晴らしいのは、少しずつですが、地域に根差した取り組みになってきているということ。
これが、最終的には地元丹南(鯖江、越前)や福井県全体への活性化につながればと期待しています。