博多三日目
2008年2月16日(土) 8:36:49
まったく毎週毎週、朝からこんなに泣かせて何するつもりやねん!とボヤきたくもなる「ちりとてちん」。いままでも泣かせる朝ドラあったけど、毎週泣かせるドラマは初めてだ。というか朝から掟破りすぎ。一日が涙で始まる。ま、今日は旅先のひとり部屋だったので心置きなく泣けて気持ちよかったけど。
それはさておき、博多三日目。
朝ご飯は胃を休めるために抜き、昼から活動開始。「みやけ」(博多うどん)、「よし田」(鯛茶)と食べた後、伝説のライブハウス「照和」へ。というか、こんな明るい時間から「照和」ってやっていたのね。
この場所からチューリップ、井上陽水、甲斐バンド、海援隊、シーナ&ザ・ロケッツ、長渕剛なんかが巣立ったんだなぁと感慨に浸りながら照和ブレンドという珈琲。ま、普通の喫茶店なんだけど、聖地は聖地。ミーハー心を満足させる。
その後「一風堂大名本店」でラーメン。本店でしか食べられない「本店あわせ味」を食べた後、博多のいろんなとこを散策し、いったんホテルへ。
夜は「ちんや」で博多風すきやき。魚が続いたので肉も良いな。口をすすぎにバー「HEARTS FIELD」へ。とてもよいバーで、モルトを思わず二杯三杯。
最後は「てつ鍋」という鉄鍋餃子の店に移って、会社の関連会社の後輩たちに会う。「明日の広告」を読んでメールをくれたりしているので、その話とか。地方でがんばっている広告マンは無条件に応援したくなる。
というか、古い成功体験がカラダのどこかに染みついているボクらの世代は、こういう風に新しいことにトライしようと試行錯誤している若者たちの邪魔をせず、しっかり口をつぐむ訓練をしないといけないな、と、改めて思った。温かい目で見たサジェスチョンならもちろんいいが、「そりゃダメだ」と全否定的かつ上から目線の口出しをしがちなのが先輩風を吹かせたいこの世代以上。でもその成功体験は(消費者が変化した今)もう古いのだ。口出ししない。のびのびやらせる。ちゃんと自己鍛練が必要な行為ではある。