iPhone売れるほど…貿易赤字懸念 販売動向に政府関係者ピリピリ (1/4ページ)

2014.10.21 06:20

26カ月連続で赤字の貿易収支

26カ月連続で赤字の貿易収支【拡大】

 9月19日に発売された米アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)6」と「6プラス」の販売動向に政府関係者が神経をとがらせている。輸入品のアイフォーンは貿易赤字の拡大に直結し、安倍晋三首相が消費税率を10%に引き上げる判断材料にする7~9月期の国内総生産(GDP)成長率への影響が避けられないからだ。8月まで貿易収支が26カ月連続で赤字となる中、国内のスマホ需要を牽引(けんいん)するアイフォーンの人気は、アベノミクスのシナリオをも左右しかねない波乱要因になる可能性がある。

 お祭り騒ぎの陰で…

 新型アイフォーンの発売初日、「アップルストア表参道」(東京都渋谷区)ではファンが午前8時の開店とともに一斉に店内に入り、店員とハイタッチを繰り返した。都内在住の30代の男性会社員は「電池持ちが良くなったと聞いて、買うのを決めた」と満足げだった。

お祭り騒ぎに、政府関係者は冷徹な視線を投げかける

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。