さて、今週のエンターテインメントは、久々となるITガジェット系のお話でございます。欧米はもとより、日本でも大きな話題となった身に付けて持ち歩くことができる「ウエアラブル端末」の“切り札”と言われた米アップルの腕時計型端末「アップルウオッチ」の人気が、当初の盛り上がりに反し急降下しているというのです。(岡田敏一)
調査会社「まず、決定的な機能(アプリ)が無い。次に…」
アップルウオッチは日米英などで4月10日からネットでの購入予約の受付が始まり、同月24日から販売が始まりました。同じアップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の「5」以降のモデルと連動させることで通話やメールの送受信のほか、心拍数の測定・記録などができる優れものです。いかにも未来の機器っぽい感じだし、毎朝、ジョギングなど運動をしている人や、健康に気遣っている人にはもってこいと話題になりました。
販売価格は最も安いスポーツタイプが349ドル~399ドル(約4万2800円~約4万9000円)、標準モデルが549ドル~1099ドル(約6万7400円~約13万4800円)、18金を使った最高級機種が1万ドル~1万7000ドル(約122万円~約208万円)と3種類あり、若者からセレブに至るまで、さまざまな層の多様なニーズに対応しています。