鉄道ファン必見

東芝製の機関車、規格外すぎたハイテク機、がっかりのディーゼル特急… 不運に泣いた車両たち

【鉄道ファン必見】東芝製の機関車、規格外すぎたハイテク機、がっかりのディーゼル特急… 不運に泣いた車両たち
【鉄道ファン必見】東芝製の機関車、規格外すぎたハイテク機、がっかりのディーゼル特急… 不運に泣いた車両たち
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 JR四国はディーゼル特急の新型車両「2600系」の量産を断念することになった。空気バネで車体を傾け、速度を落とさずにカーブを走る方式が採用され、14億円かけて製造した4両で試運転を行った結果、連続カーブの多い区間では、空気容量の確保に課題があり、運用が難しいことが判明したからだ。現存の4両だけで細々と生きていくことが濃厚で、残念な結果となったが、国鉄やJRにはかつて2600系同様、不運、不遇に泣いた車両が存在する。

明暗分かれたお召し機

 昭和28年、国鉄史に残る電気機関車が誕生した。天皇陛下がご乗車になる「お召し列車」専用のEF58-60号機、61号機だ。60号機は東芝、61号機は日立製作所に発注されたが、両社とも会社の名誉をかけて製造にあたり、最終的には大赤字になったという。

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