共産党機関紙「しんぶん赤旗」は16日付の紙面で、民進党と希望の党の統一会派結成構想に絡み、過去の国政選挙で野党統一候補として戦うなどした民進党議員16人の氏名を掲載した。「統一会派に加わるとなると裏切りになる」としている。
記事は、共産党の小池晃書記局長が15日の記者会見で、安全保障法制の廃止などに関し民進、共産など野党党首が合意してきた経緯を踏まえて「民進党が希望の党と統一会派を組むことは党首合意に背くものだ」と述べたことを紹介した。
その上で、民進党籍を持つ衆院議員に「希望の党には行かないと表明や約束をした議員」が8人、参院議員に「野党統一候補として当選した議員」が8人いると指摘し、これらの議員の氏名を列挙した。
赤旗が掲載した衆参各8人は次の通り。(敬称略)
【衆院】安住淳▽金子恵美▽福田昭夫▽黒岩宇洋▽篠原孝▽中川正春▽平野博文▽原口一博
【参院】田名部匡代▽桜井充▽舟山康江▽増子輝彦▽宮沢由佳▽杉尾秀哉▽芝博一▽足立信也