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斎藤一の写真見つかる 53歳当時、新選組生き残り

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斎藤一の写真見つかる 53歳当時、新選組生き残り

更新 sty1607150004
 家族と共に写る、新選組の幹部として活動した斎藤一(左から2人目)(提供写真)  家族と共に写る、新選組の幹部として活動した斎藤一(左から2人目)(提供写真)
 新選組の幹部として活動した斎藤一(提供写真)
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 江戸時代末期に反幕派を取り締まった新選組の幹部として活動し、明治維新後も生き残った斎藤一について、明治30年の1897年に妻や息子2人と共に撮影した写真が残されていたことが15日、歴史研究家のあさくらゆうさん(47)や子孫らへの取材で分かった。

 斎藤は残された史料や写真が非常に少なく謎が多い人物とされており、これほど鮮明な写真が見つかるのは珍しい。

 斎藤一の写真と共に残されていた台紙(提供写真)
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 撮影当時、斎藤は53歳で、東京高等師範学校(現筑波大)に勤務。家紋が入った羽織はかま姿で脚の上に帽子を置いて、同じく着物姿の妻トキヲと並んで手前のいすに座り、その後ろには軍服姿の長男の勉と着物姿の次男の剛が立っている。

 斎藤が住んでいた東京・本郷にある「写真師 中黒実」のスタジオで撮影したとみられ、卵白を原料に使った縦約14センチ、横約10センチの鶏卵紙にプリントされている。

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