火災が起きた現場は新大橋通りに面し、近くにすしざんまいなどの多くのすし店や鮮魚店、有名なラーメン店などが軒を連ねる場所で、観光客でごった返すところ。近くに朝日新聞社、国立がんセンターもあり、オフィス街としての一面もある。現場では、大勢の通行人が「すごい火事になっている」などと電話したり、スマホを向けるなど、騒然としていた。
東京消防庁によると、延焼しているのは3階建ての住宅。屋上に「大野屋商店」と書かれた看板があり、その周辺も焼けているもよう。出火時、築地場外市場は、まだ営業中の店が多く、観光客の姿も多かった。
警視庁や消防庁は築地4丁目交差点から西側の朝日新聞社、国立がんセンター方面へ行く新大橋通りの通行を遮断して消火活動に当たっている。