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Matzにっき

<< 2006/05/ 1 1. さよなら、子犬
2. [原稿] 日経Linux 7月号
2 1. [Ruby] 日本Rubyカンファレンス2006
2. [言語][特許] Whitespace keywords patent invention
3. Radium Software Development: Arithmetic Error
3 1. 米子訪問
2. 次のキラーアプリは宗教か?--盛り上がりを見せる「教会関連技術」市場
3. Rastインデックス生成開始
4 1. ハリーポッター
2. オイラーの等式
3. Rastインデックス
5 1. 記憶
2. 堀川遊覧
6 1. 休息
2. マスターマインド
7 1. [教会]断食安息日
8 1. 買い物
2. 昼食
3. 移動
4. Lightweight Language Ring
5. 夕食
9 1. 掃除機とコンロで作る2足歩行ロボット
2. 日本Rubyカンファレンスチケット
3. RubyにBignumがあるわけ
4. Rails講習会(1日目)
5. 神殿
10 1. 講習会2日目
2. 経済産業省
3. 懇親会
4. EvaluatingRuby
5. [OSS] 『オープンソース開発者に対価を払うサポートサービス、OpenLogicが開始 - CNET Japan
11 1. 講習会
2. strtod(3)
3. 夜なべ
12 1. Tech総研取材
2. 移動
3. U-20プロコン実行委員会
4. ホテル
13 1. 『穴があった』
2. フリーソフトウェアを陥れる罠
14 1. 遅い帰宅
15 1. [原稿] オープンソースマガジン7月号
2. [Ruby] Rubyist Magazine 0014 号
16 1. [原稿] Pickaxe2
2. Are you sure you want to be mainstream?
17 1. 第26回 U20プログラミングコンテスト
2. VAIO type U
3. オープンソース時代には,優秀なエンジニアは志の低い企業から逃げていく」,スターロジック 羽生社長
18 1. “鳥根県”か“島取県”か…「合併はあってもいい」
2. 「HOTEL」
3. 『4774125814』
19 1. ベンチャーファンド
2. メールインタビュー
20 1. 子守り
2. 第2回出雲玉造アートフェスティバル
21 1. [教会] 再組織
2. アートフェスティバル(2)
22 1. 新時代の宗教
2. Javaの理論と実践:ノンブロッキング・アルゴリズムの紹介
23 1. 依頼
2. 日経Linux初校
3. 『メガネっ娘のほしのあきがPSPに熱中! - SCEI「カズオ」イベント開催
4. [Ruby] argument list 2.0
24 1. Google、オープンソース開発支援プログラムの意義はどこに?
2. [OSS] ソースコードの公開と脆弱性問題との戦い
25 1. [Ruby] Zed on Ruby, Rails, Mongrel, and More - O'Reilly Ruby
2. 子ども・家族にかけるお金を考える(第10回)
3. Summer of Code Advice For Ruby Central Applications
26 1. [特許] 欧州委員会:「ソフトウェア特許を共同体特許法の適用対象とせず」
2. [Ruby]Rails on NaCl
27 1. Picture this: Picasa for Linux
2. Wikiは時間のムダだ
3. [教会] 扶助教会創立記念祭
28 1. [教会] 日曜日
29 1. [Ruby] yieldとProc#call
2. A Unified Theory of Garbage Collection
30 1. 歯医者
31 1. Linux Journal Contents #147, July 2006
2. [OSS] オープンソース/フリーソフトの脆弱性対策でJPCERT/CCとFSIJが協力
3. [Ruby] 1.9 argument passing
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2006年05月25日 [長年日記]

_ [Ruby] Zed on Ruby, Rails, Mongrel, and More - O'Reilly Ruby

Rubyによる高速WebサーバーMogrelの開発者、Zed Shaw へのインタビュー。

個人的に一番感銘を受けたのは、実はインタビュアーであるPat Eylerの経歴

Pat Eyler is an Infrastructure Engineer for the LDS Church by profession, a Ruby geek by choice, and a writer by night. He enjoys reading, cooking, spending time with his family, and helping to build the Ruby community.

同じ教会の人だとは知ってたけど、フルタイムで教会職員をしているとは知らなかった。 実は、教会公式サイトでもRubyが動いていたりして。

さて、第三者にはどうでもいい話は置いといて、 インタビューを読むと彼が速度と信頼性についてきちんと考えていることがわかる。 ちゃんと測定、ちゃんとテスト。これにまさるツールはない。

_ 子ども・家族にかけるお金を考える(第10回)

いや、老後のことを考えると子供がいて、 その子が面倒を見てくれるというのが理想ではあるが、 それを理由に結婚したり出産する人はあまりいないような気がする。

それを考えると、この文章の説得力が急に下がる気がするのはなぜだろうか。

いや、子供はかわいいけどね。

_ Summer of Code Advice For Ruby Central Applications

RubyGemsの原作者(というか発案者)でもあるRyan Leavengoodがまとめた Google Summer of Codeに(Ruby関連で)参加する人へのアドバイス。

  1. Rails関連のプロジェクトで応募しない。今回のホストはRubyCentrailであって、RailsCentralではない。また、「人手が足りないところ」という点ではRubyの方がたくさんある。
  2. オリジナルであれ。人まねは採用されない。
  3. 成果物を具体的に。なにをするのか曖昧な応募が多すぎる。
  4. コミュニティで知られるように。ruby-talkで見たことのある人ならそれだけで注目される。
  5. Google templateを使わない。つまらない応募になってしまう。
  6. 早めに応募し、必要に応じて応募内容を改定すること。メンターとしてはあんまり言いたくないが、早い方が注目されやすい。50も応募を受けると〆切直前に来たものをずっと早く来たものと同じ集中力でチェックするのは困難だ。メンターも人間だし。
  7. 応募内容を自分でよく再確認した上、他人にも読んでもらうこと。

他の応募(未踏とか)でもある程度あてはまりそう。


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