NTTドコモは、4月より携帯電話のメールアドレスについて、ルールの変更を行った。 4月1日以降、メールアドレスを新規取得または変更する場合、新ルールが適用される。新ルールでは「○○..○○@docomo.ne.jp」(連続するピリオド)、「○○[email protected]」(@マーク直前のピリオド)といった命名方法が使用不可となる。すでに取得済みのアドレスについては、新ルールは適用されない。 英数字、「_」(アンダーバー)、「.」(ピリオド)、「-」(ハイフン)のみが使用可能、「スペース(空白)」は使用できないといった文字種に関しては、いままで通りで変更はない。 インターネットで利用されるメールアドレスの命名規則等については、IETF(Internet Engineering Task Force)による技術仕様「RFC」(5321、5322)が、ルールとして推奨されている。しかしNTTドコモのメールアドレスの実装は、これに準拠していなかったため、一部システムやキャリア間送受信において不具合が発生するケースがあった。今回のルール変更は、広範なルールであるRFCに合わせるための措置となる。メールアドレスについては、なかなか変更しづらいという側面もあるが、こういったルール外のアドレスは、さまざまなトラブルの原因ともなる。連続するピリオドなどを使っているユーザは、この機会に、自身のメールアドレスを見直してみてはどうだろう?