音声コンテンツ制作・配信サービス「Amazon オーディブル」(Audible)は、2024年に最も聴かれたオーディオブックとポッドキャストのランキングを発表した。
audible、ついに発表!2024年の人気作品【PR】
オーディオブック部門で1位に輝いたのは、2024年本屋大賞をはじめ、多くの文学賞を受賞した宮島未奈の『成瀬は天下を取りにいく』。2位は今年東野圭吾がAudibleのために書き下ろした加賀恭一郎シリーズの『誰かが私を殺した』、3位は成瀬シリーズの『成瀬は信じた道をいく』となった。続いて、第4位には湊かなえの『サファイア』、第5位には池井戸潤の『俺たちの箱根駅伝』がランクインしている。
ポッドキャスト部門では、平安時代に注目した『ほんとはヤバい平安ワールド ~「光る君へ」がもっと面白くなる』が1位を獲得した。2位は宮藤官九郎の『宮藤官九郎が愚痴をコントにさせていただきました』、3位には石井ゆかりの『星栞 2024年の星占い』と続き、このほかにもリラクゼーションや教養をテーマにしたポッドキャストなど、さまざまなジャンルが10位以内にランクインしている。
ジャンルとしては「文学・フィクション」が1位、「ミステリー・スリラー・サスペンス」が2位、「ライトノベル」が3位、「自己啓発・人間関係・子育て」が4位、「政治学・社会科学」が5位と、今年は支持されるジャンルが多岐にわたる結果となった。
2025年もさまざまなジャンルのコンテンツを提供する予定とのことで、Audibleカントリーマネージャー・逢阪志麻は「2024年も会員数が増加し、Audibleの認知度も高まっています。お客様がより多くのコンテンツと出会い、楽しんでいただけるよう、出版社やクリエイターの皆様と協力し、幅広い作品をお届けしてまいります」とコメントしている。