東京ビッグサイトで15日まで開催されている「Japan IT Week 春 2015」内の「クラウドコンピューティングEXPO 春」に出展中のネクステックは、ソーラーパネルを搭載した可搬型無線LANアクセスポイント&中継局「ポジモ」を展示した。 本製品は、ソーラーパネルを搭載することで電源供給が難しい地域や停電時でも無線LAN環境を構築できることを特徴としており、無日照でも約5日間の連続稼働が可能。また、蓄電池を備えているのでDC16V/5Aでの充電も行える(充電時間は約32時間※電源OFF時)。 中継局としては、IEEE 802.11b/g.メッシュリンクプロトコルの通信規格に対応し、暗号化方式はAES/なしでの運用が可能。通信距離は無指向性で100m以下となっている。 アクセスポイントとして運用する場合は、通信規格がIEEE 802.11b/g、暗号方式は、WPA-PSK、WPA2-PSK、なしから選択できる。通信距離はこちらも無指向性で100m以下となっている。イーサネットは、10BASE-T/1100BASE-TXの通信規格に対応している。 想定できる導入事例としては、屋外イベントでのFree Wi-Fiとして、建築・土木現場などでのネット環境の提供をはじめとし、河川や山間部などの映像監視の伝送手段として、災害時の臨時のネットワークとしても活用することができる。 本体には持ち手がついており、重量も15kgと押さえられているので持ち運びも可能。サイズはW780mm×H650mm×D110mmとなっている。また、屋外や災害時での運用を想定しているので、各種端子は防水・防塵仕様になっているとのこと。■ダイソン掃除機やiPad miniが当たる!読者アンケートを実施中