恵比寿麦酒祭(ヱビスビールまつり)、100年前の山手線を復刻!?……DACがAR技術提供 | RBB TODAY
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恵比寿麦酒祭(ヱビスビールまつり)、100年前の山手線を復刻!?……DACがAR技術提供

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フライヤー上に再現された100年前の山手線
  • フライヤー上に再現された100年前の山手線
  • ナデ6110形式電車(協力:鉄道博物館)
  • 「恵比寿麦酒祭」公式ページ
 デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、 ビヤフェスティバル「恵比寿麦酒祭(ヱビスビールまつり)」内で実施されるイベントへ、AR(Augmented Reality:拡張現実)技術を提供することを発表した。

 「恵比寿麦酒祭(ヱビスビールまつり)」は、サッポロビールをはじめとしたサッポログループが「ヱビスビール」発祥の地である恵比寿ガーデンプレイスにおいて、9月16日~20日の5日間開催する、ビヤフェスティバル。第2回となる本年は、ヱビスビールの生誕120年にもあたるため、その記念すべき年を祝い、さまざまな企画が用意されているという。AR技術を用いたイベントもその一環とのこと。

 もともとヱビスビールの積み出し駅として「恵比寿駅」は開業したが、その頃の山手線を再現。明治44年から製造が始まった「ナデ6110形式電車」と呼ばれる3両編成の木製車両をAR技術で復刻する。現実の映像とコンピュータグラフィック(CG)を重ね合わせる最先端の技術を用いて、昔の電車がまるで自分のすぐ横を走っているかのような体験が可能となる。また、特製のフライヤーをかざすだけで、「ナデ6110形式電車」のミニチュア版を手元で操ることができる装置も設置する。AR技術を使ったイベントは、9月18日~9月20日の3日間のみ実施。場所は恵比寿ガーデンプレイス地下1階のグラススクエア入り口付近とヱビスビール記念館内の予定。

 DACは2010年2月に、AR技術企業の仏TOTAL IMMERSION社と業務提携し、同社が提供するAR技術「D’Fusion(ディ・フュージョン)」を日本国内で提供している。TI社の技術は、マーカーといわれる特殊な認識対象物を必要としない画像認識技術などに特徴があるとのこと。今回のイベントも、TI社のAR技術を活用したものとなっている。
《冨岡晶》
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