人を知る

事務所で働くみなさんへ最適なIT環境を提供

「ITインフラ施工管理」という言葉は耳慣れない方も多いかと思います。
ITインフラ施工管理とは、お客様が新規で事務所を立ち上げる際に、インターネットを使うための配線工事を計画したり、必要なIT機器やネットワーク設備を導入したりして、IT環境の構築に必要な工事を管理する仕事です。新規の事務所だけでなく、「使用中の事務所のネットワーク設備を刷新して、セキュリティを強化したい」というお客様のご要望にあわせて、リプレース工事を管理することもあります。

実際の業務は、お客様の事務所および業務にはどのようなIT環境が必要か、事務所でビジネスをスタートする時期はいつかなど、お客様の要望をお聞きすることから始めます。その後、PFUの営業やSEと一緒にプロジェクトチームを立ち上げます。
チームができてからは、事業のスタート時期から逆算して、いつまでに何をしなければならないか、などの課題を抽出し、社内外の関係者と調整します。その後、お客様が望む環境を実現するための工事提案書と工事計画書を作成します。
実際の工事作業はパートナー企業に依頼するので、パートナー企業に対して作業指示を出したり、工事の現場管理をしたりします。さらに、工事場所が他の企業も入っているビルや公共機関である場合は、建物の管理業者とも調整が必要です。これらの仕事は、ITインフラ工事の上流工程を管理するPFUならではの仕事だと思います。

プロジェクトの規模はお客様のご要望によって異なりますが、私たちの仕事はゴールが明確です。私たちのゴール、つまりプロジェクトの完結は「お客様が気持ちよくビジネスをスタートできる環境が整うこと」です。お客様から感謝の言葉を頂けることもとてもありがたいですが、「働くみなさんに最適なIT環境を提供できた」という事実が、この仕事のやりがい・大きな達成感になっていると思います。

キャリアアップも、プライベートの充実も実現

30歳を過ぎたころ、将来のキャリアプランを考える中で「仕事の幅を広げたい」という思いを持つようになり、転職活動を始めました。PFUの存在は、転職活動を始めてから知りましたが、調べれば調べるほど興味が湧く会社だと感じました。
もともとITインフラ系の業界にいたことも影響していますが、PFUのITインフラ技術の高さに驚きました。同時に、仕事の幅広さも強く感じたので、PFUでキャリアアップしていく自分を想像できました。また、在宅勤務の制度や環境が整っていたり、年間で取得する有給休暇日数の目標を掲げたりしていて、「会社全体で仕事とプライベートの両立に取り組んでいる」という点も、私にとっては良いポイントでした。
施工管理の仕事と聞くと、「現場がメインでなかなか休みが取れない」、「在宅勤務ができない」というイメージを持っている方もいると思います。しかし、PFUには長年培ってきたノウハウから、施工管理の立場でも有給休暇の計画的な取得や在宅勤務ができたり、仕事の負荷分散ができる環境が整っています。子育て世代の私にとっては、休暇をしっかり取れる体制があることで、家族と過ごす時間をとても大切にできています。
PFUに入社したことで、さらなるキャリアアップを目指しつつ、プライベートも充実した日々を過ごせるようになりました。

転職後、早い段階で「PFUの一員になれた」と実感

1年目の秋、あるプロジェクトでPFUの対応に不満を持つお客様がいらした際に、私たちの施工管理チームが営業チームの相談を受けることになりました。営業チームでは対応が難しい技術面をサポートするため、私は技術アカウント(技術面の対応者)として、お客様の話を直接お聞きしました。
話を聞いた私は、従来のプロジェクトとは違う進め方に変更することで、お客様の問題を解決し、ご要望にも応えられると感じました。しかし、「入社したばかりの自分のアイデアを受け入れてもらえるだろうか」という不安もありました。
不安を感じながら上司にアイデアを話したところ、「是非その方法で進めよう」と後押ししてくれました。営業チームのメンバーも、私の意見を快く受け入れてくれました。以前の会社では、転職者のアイデアを即採用するという風土があまりなかったので、「PFUはキャリア入社したばかりの自分の意見でも採用してくれるんだ」と驚き、とても喜びを感じました。
プロジェクトとしては長期の2年がかりとなりましたが、会社の売上にも大きく貢献できましたし、なにより「PFUの一員になれた」と実感できたことがうれしかったです。

就職活動中の方へのメッセージ

仕事内容や環境は自分に合っているかをしっかりチェックしてみてください。毎日のことなので、本当に大切だと思います。
シンプルですが、入社後は遠慮せず、積極的にチャレンジしてください。また、コミュニケーションによる人脈形成を大切にすると良いと思います。PFUは、年功序列ではなく、やった分だけ評価してくれる会社だと感じています。
PFUの仲間として一緒に成長していきましょう!!

三森 秀の
これまでのキャリア

1 年目 中途採用として、多種多様な案件に対応
はじめはOJT形式でさまざまな工事案件に同行し、施工管理者業務だけでなく、未経験の領域だった無線LANサイトサーベイ(電波調査)などを学ばせていただきました。前職での知見やノウハウが活かせるところも多く、転職前に希望していた仕事の幅も広げられて、PFUでの仕事にやりがいを感じました。
2 年目 部門初の商談が始動
所属部門では初となる、「注文者の立場で工事設計書を作成する」という上流工程の請負商談が発生。300拠点を超える大規模なネットワーク更改案件だったため、知識やノウハウにプラスして、関係各所との調整力も要求される業務でした。チームメンバーと団結しチームワークを高めることで、早期に案件を軌道に乗せられました。
3 年目 IoT商談に初挑戦
ベンダー企業のサービスである「AIカメラ」の導入工事に挑戦。プールという特殊な環境での設置のため、綿密な工事設計・計画が必要とされましたが、パートナー企業と密に連携し、無事完遂できました。今後、同様の工事が発生した際に、全国どこでも円滑な工事ができるよう作業手順書の標準化も行いました。
4 年目~現在 商談マネジメントと業務効率化に注力
現在は、商談初期の提案・マネジメント業務と、チームの業務負荷分散に注力中です。新たな取り組みとして、アプリなどを活用した自動化や業務効率化にも挑戦しています。必要なスキルを身に付けて、チームメンバーの業務負荷が下がるようなアプリを開発していきたいと考えています。