コラム:クロック数が高いほど値段が高い理由
なぜ、高クロックのCPUは、同ファミリーの低クロックよりも値段が高いのか?それは・・
高クロックCPUの値段が高いのは、希少価値によるもの
同ファミリー間で、キャッシュメモリや帯域は同じで、クロック数だけが異なるCPUがありますよね。比較すると、クロック数が高いほうが処理能力が高く、高価です。実はこの違いは「製造工程によるコスト差」ではないんです。低クロックも高クロックもまったく同じ製造方法と工程で作られており、製造コストは同じです。つまりクロック数の差を意図的には作っていないのです。このクロック数の違いは、単に製造ムラです。例えば、2.66GHzで作ったところ、 「検査したら2.4GHzや1.86GHzのものがでてきた。」ということです。これをグレード分けにして販売しています。
CPUのもとになっているのは、「ダイ」と呼ばれる半導体チップです。(シリコンチップともいいます)。ダイは力に弱いので、CPU製品ではパッケージ化されています。
パッケージ化されているCPU。内部にはダイ(半導体チップ・ICチップ)が組み込まれている。
ヒートスプレッダをこじ開けると、ダイが確認できる。
ダイは「シリコンウェハ」と呼ばれるシリコン結晶の円盤スライス板に、数百個ほど形成されます。この形成とは、シリコンウェハにトランジスタなどの素子や配線を焼き付けることです。シリコンウェハから切り出したダイを基板に載せ、加工したものがCPUです。
同じシリコンウェハから切り出されたダイでも、製造ムラがあるので検査してクロック数ごとに振り分けます。高クロックなものほど取れる数が少なく、低クロックなものほどたくさん取れます。図解するとピラミッドの関係で、高クロックCPUの値段が高いのは希少価値によるものです。
※選別のタイミングでは、ダイを切り出す前か後かは不明。ここでのクロック数はあくまで例え。
ちなみにクロック数以外では、コア数のパターンもあります。例えば、4コアの設計で製造したものの、「2コアが破損していたダイ」は、残りの2コアが使えるので下位ブランドの2コア製品として出荷される場合があります。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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