マイナーバージョンアップ
OpenPNEではVer2.6.0→Ver2.6.6等、バージョン表記X.Y.Zのうち、Zの部分のバージョンアップをマイナーバージョンアップと言います。
マイナーバージョンアップ中は原則として
・DB構造の変更は行わない
・config.php設定の変更は行わない
・プログラムの変更は行われる
という決まりがあります。
上記をふまえて以下のような手順でマイナーバージョンアップを行います。
※マイナーバージョンアップの方法は他にもあります。
0.バージョンアップ対象
OpenPNEをそのまま設置したノンカスタマイズ状態であることが前提です。
設置しているファイル構造
/var/www/sns/openpne.jp/ 以下に設置 /var/www/sns/openpne.jp/public_htmlがApacheのDocumentRoot /var/www/sns/ +-openpne.jp +-bin +-lib +-config.php +-public_html +-index.php
1.設定ファイルを保存
config.phpファイルを保存します。
2.OpenPNEのダウンロードと設置
マイナーバージョンアップする新しいOpenPNEをダウンロードし、new_openpne.jpとして下記のように配置します。
保存しておいたconfig.phpをnew_openpne.jp側にコピーします。
新規設置の手順と同じように、varフォルダを777にしておきます。
新旧のOpenPNEが共存する形になります。
/var/www/sns/ | +-new_openpne.jp | +-bin | +-lib | +-config.php | +-public_html | +-index.php | +-openpne.jp +-bin +-lib +-config.php +-public_html +-index.php
3.新旧OpenPNEの入れ替え
新旧のOpenPNEを入れ替えます。
openpne.jp を old_openpne.jp に
new_openpne.jp を openpne.jp
という形でリネームします。
/var/www/sns/ | +-openpne.jp | +-bin | +-lib | +-config.php | +-public_html | +-index.php | +-old_openpne.jp +-bin +-lib +-config.php +-public_html +-index.php
メジャーバージョンアップ
OpenPNEではVer2.6.6→Ver2.8.0等、バージョン表記X.Y.Zのうち、Yの部分のバージョンアップをメジャーバージョンアップと言います。
メジャーバージョンアップ中は原則として
・DB構造の変更が行われる
・config.php設定の変更が行われる
・プログラムの変更が行われる
という決まりがあります。
上記をふまえて以下のような手順でメジャーバージョンアップを行います。
※メジャーバージョンアップの方法は他にもあります。
0.バージョンアップ対象
OpenPNEをそのまま設置したノンカスタマイズ状態であることが前提です。
設置しているファイル構造
/var/www/sns/openpne.jp/ 以下に設置 /var/www/sns/openpne.jp/public_htmlがApacheのDocumentRoot /var/www/sns/ +-openpne.jp +-bin +-lib +-config.php +-public_html +-index.php
1.設定とDBの保存
メジャーバージョンアップ中は、DBの構造変更を行うので、安全のためconfig.phpの他にDBのバックアップも行っておきます。
・mysqlhotcopy
・mysqldump※MySQL4.1以上で推奨
・phpMyAdminからダンプ
等を行いDBのバックアップを行ってください。
例) mysqldump -u xxx -p –default-character-set=utf8 openpne_jp > openpne_jp.sql
2.OpenPNEのダウンロードと設置
マイナーバージョンアップする新しいOpenPNEをダウンロードし、new_openpne.jpとして下記のように配置します。
保存しておいたconfig.phpをnew_openpne.jp側にコピーします。
新規設置の手順と同じように、varフォルダを777にしておきます。
新旧のOpenPNEが共存する形になります。
/var/www/sns/ | +-new_openpne.jp | +-bin | +-lib | +-config.php | +-public_html | +-index.php | +-openpne.jp +-bin +-lib +-config.php +-public_html +-index.php
3.アップグレードSQLの実行
DB構造変更のためのアップグレードSQLを実行します。
OPENPNE_DIR/setup/sql/upgrade以下のSQLを実行します。
/var/www/sns/ | +-new_openpne.jp | +-config.php | +-public_html | | +-index.php | +-setup | +-sql | +-update | +-upgrade | +-upgrade-x.xtox.x-xxxx.sql
4.新旧OpenPNEの入れ替え
新旧のOpenPNEを入れ替えます。
シェルコマンドでは
openpne.jp を old_openpne.jp に
new_openpne.jp を openpne.jp
という形でリネームします。
Subversionを利用したバージョンアップ
開発時などに非常に楽なのが、Subeversionを利用したバージョンアップです。
・OpenPNE設置場所にSSHログインが出来る
・Subversion(svnコマンド)が利用可能である
・Apache側から.svnディレクトリへのアクセスを禁止する
上記の制約はありますが、とっても簡単に設置やバージョンアップが行えるようになります。