奥の細道むすびの地記念館3DVR映像を公開中!
360度撮影が可能な3Dスキャンカメラ(Matterport)を利用し、奥の細道むすびの地記念館内の3DVR映像を制作しました。
最先端の3D技術を活用して撮影していますので、奥の細道むすびの地記念館内部の3D立体映像を実際に歩いているかのような感覚でご覧いただくことができます。
最先端の3D技術を活用して撮影していますので、奥の細道むすびの地記念館内部の3D立体映像を実際に歩いているかのような感覚でご覧いただくことができます。
徳川幕府が繁栄を極めた元禄時代に、俳人・松尾芭蕉は江戸深川を旅立ち、約5か月をかけて全行程約2400キロメートルを旅し、ここ大垣市で「奥の細道」紀行を終えました。
そして2012年4月。
歴史と文化が息づくこの”むすびの地・大垣”に、『奥の細道むすびの地記念館』がオープンしました。
「奥の細道」は、今からおよそ320年前に松尾芭蕉という俳人(俳句作家)が書いた紀行文と俳句を組み合わせた文学作品です。紀行文とは、旅行中に体験したことや感じたことなどを書き記したものです。
俳句とは、五・七・五の十七文字からなる世界でも最も短い形式の詩。この大垣でも、多くの人が俳句文化に接しています。
芭蕉は、元禄2年(1689)3月27日に、弟子の曽良とともに江戸を出発し、東北・北陸地方を巡り、8月21日に大垣で、『奥の細道』の旅を終えました。ときに芭蕉46歳。距離にしておよそ2400キロ、150日あまりにおよぶ生涯で最大の旅でした。
『奥の細道むすびの地記念館』は、松尾芭蕉の紀行文「奥の細道」の解説をはじめ、芭蕉の人となりや旅に生きた人生を紹介する「芭蕉館」、大垣の歴史や文化・芸術を築き上げた幕末の先賢の偉業を紹介する「先賢館」、大垣市と西美濃地域の観光情報や全国の芭蕉関連施設を紹介する「観光・交流館」の3館と、大垣藩藩老・小原鉄心の別荘で、市指定文化財である「無何有荘大醒榭」から構成されています。
そして2012年4月。
歴史と文化が息づくこの”むすびの地・大垣”に、『奥の細道むすびの地記念館』がオープンしました。
「奥の細道」は、今からおよそ320年前に松尾芭蕉という俳人(俳句作家)が書いた紀行文と俳句を組み合わせた文学作品です。紀行文とは、旅行中に体験したことや感じたことなどを書き記したものです。
俳句とは、五・七・五の十七文字からなる世界でも最も短い形式の詩。この大垣でも、多くの人が俳句文化に接しています。
芭蕉は、元禄2年(1689)3月27日に、弟子の曽良とともに江戸を出発し、東北・北陸地方を巡り、8月21日に大垣で、『奥の細道』の旅を終えました。ときに芭蕉46歳。距離にしておよそ2400キロ、150日あまりにおよぶ生涯で最大の旅でした。
『奥の細道むすびの地記念館』は、松尾芭蕉の紀行文「奥の細道」の解説をはじめ、芭蕉の人となりや旅に生きた人生を紹介する「芭蕉館」、大垣の歴史や文化・芸術を築き上げた幕末の先賢の偉業を紹介する「先賢館」、大垣市と西美濃地域の観光情報や全国の芭蕉関連施設を紹介する「観光・交流館」の3館と、大垣藩藩老・小原鉄心の別荘で、市指定文化財である「無何有荘大醒榭」から構成されています。
芭蕉館には、200インチの3D映像が楽しめるAVシアターのほか、「奥の細道」全体を扱った展示室があります。「奥の細道」の本文をじっくりと読むことができるほか、さまざまな資料や映像を駆使して芭蕉が歩いた旅の軌跡をたどることができます。
これから辿る「奥の細道」導入部として、3Dオリジナル映像とともに「奥の細道」紀行を体感して頂けます。
江戸を出発した芭蕉が、東北・北陸を旅して大垣で旅をむすぶまでの軌跡を、歌枕や風景を交えて臨場感たっぷりに紹介しています。
江戸を出発した芭蕉が、東北・北陸を旅して大垣で旅をむすぶまでの軌跡を、歌枕や風景を交えて臨場感たっぷりに紹介しています。
「三百年の年月を越えて今また、奥の細道を辿る」
「奥の細道」の行程になぞりながら、その他の風景、詠まれた句などを3Dによるダイナミックな映像で紹介します。(約20分)
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「蕉太君と旅する奥の細道」
「奥の細道」を全く知らない方でも理解していただけるように、現代の様子と比較しながら紹介します。(約15分)
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「奥の細道覚悟の旅立ち日光路を辿る」
「奥の細道」で芭蕉が旅した日光路の歌枕や風景を、俳人で名誉館長である黛まどかさんが辿ります。(約15分)
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「奥の細道 歌枕の道行き奥州路を辿る」
松島や平泉で知られる「奥の細道」の奥州路の旅を、黛まどかさんと辿ります。(約14分)
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「奥の細道 風雅を究めて出羽路を辿る」
芭蕉と出羽の人々との交流をテーマに生まれた数々の名句を味わえます。(約16分)
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「奥の細道 出会いと別れを重ねて むすびの地 大垣へ」
「荒海や佐渡によこたふ天河」「奥の細道」の旅は、北陸を経て、いよいよ大垣へ。万感胸に迫る芭蕉の足跡を追います。(約16分)
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3D映像を見て「奥の細道」を体感していただいた後は、いよいよ常設展示室に入ります。
前半は、紀行文である「奥の細道」を旅路ごとに区切り、総合監修者の監修による解説や高画質の映像を駆使して、芭蕉が歩いた「奥の細道」の軌跡を追うことにより、見た人の記憶に残る展示となっており、文学になじみのない方でも「奥の細道」の世界に浸ることができます。
前半は、紀行文である「奥の細道」を旅路ごとに区切り、総合監修者の監修による解説や高画質の映像を駆使して、芭蕉が歩いた「奥の細道」の軌跡を追うことにより、見た人の記憶に残る展示となっており、文学になじみのない方でも「奥の細道」の世界に浸ることができます。
「月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行かふ年も又旅人也」(発端)は、中国の唐時代に活躍した李白(旅と酒を愛した詩人で芭蕉が敬愛していた人物のひとり)の詩の一節を枕にしたもの。
また、「月は在明にて光おさまれる物から」(千住)は『源氏物語』の一節を引いてきている。このように『奥の細道』には中国や日本の古典がパッチワークのようにちりばめられています。
後半は、奥の細道の展示作品や書簡などの俳諧関連資料により、俳聖・松尾芭蕉の人物像や旅に生きた人生を紹介しています。
また、「月は在明にて光おさまれる物から」(千住)は『源氏物語』の一節を引いてきている。このように『奥の細道』には中国や日本の古典がパッチワークのようにちりばめられています。
後半は、奥の細道の展示作品や書簡などの俳諧関連資料により、俳聖・松尾芭蕉の人物像や旅に生きた人生を紹介しています。
「人間・芭蕉」、「俳諧師・芭蕉」、「同時代人の評した芭蕉」の3つのテーマで、作品や書簡、評伝などにみられる芭蕉の言葉や人物評をもとに、芭蕉の人 物像を紹介するコーナーや、「旅の人・芭蕉」をテーマに、人生の多くを旅に費やした生涯であったことを感じとれる「芭蕉旅年譜」や、その旅の行程を示す 「地図」を展示し、旅に生きた芭蕉を紹介しています。その他、芭蕉と谷木因の親交関係を示す書簡をはじめ、近藤如行、中川濁子、宮崎荊口などの大垣俳壇に 関わる資料も取り上げ、芭蕉と大垣俳壇との交流も紹介します。
紹介する先賢は、江馬蘭斎、飯沼慾斎、江馬細香、梁川星巌、小原鉄心の5人です。日本史に登場する人物と大垣の先賢との関わりがわかる映像もあり、一見の価値ありです。
紹介している先賢 | |
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美濃西洋医学の先駆者 | 江馬蘭斎 |
近代植物学の開拓者 | 飯沼慾斎 |
詩画の才能を発揮した才女 | 江馬細香 |
勤王の志士を導いた漢詩人 | 梁川星巌 |
酒と梅と詩を愛した大垣藩の重鎮 | 小原鉄心 |
大垣周辺の観光をもっと楽しみたい方は、ぜひ「観光・交流館」にお立ち寄りください。
大垣市・西美濃地域の観光情報をさまざまな映像やパンフレットで分かりやすく紹介しています。
大垣市・西美濃地域の観光情報をさまざまな映像やパンフレットで分かりやすく紹介しています。
奥の細道むすびの地記念館「多目的室」のご利用について
多目的室のご利用方法について (大垣市役所商工観光課)
多目的室の空き照会・ご予約 (大垣市総合施設管理システム)
※ご予約には事前の利用者登録が必要です。
大垣市・西美濃地域コーナー |
各種情報提供コーナー、図書コーナー |
物産コーナー「芭蕉庵」 |
多目的室 |
「大醒榭」は、大垣藩の藩老小原鉄心が安政3年(1856)大垣城下の北、林村(現・大垣市林町)に設けた別荘「無何有荘」の一亭です。
大醒榭は、藁の網代天井や紅殻塗装など随所に中国風意匠を取り入れており、南側の衝立には、江戸時代には珍しい「ギヤマン」と呼ばれた色ガラスがはめ込まれています。
これまで2度移築され、3度目の移築でこの地に整備されました。
大醒榭は昭和41年(1966)大垣市の重要文化財に指定され、その文化財的価値は高く評価されています。
これまで2度移築され、3度目の移築でこの地に整備されました。
大醒榭は昭和41年(1966)大垣市の重要文化財に指定され、その文化財的価値は高く評価されています。
平成24年12月5日、天皇皇后両陛下のご訪問(行幸啓)が、21年ぶりに行われました。
両陛下は、今年開通したばかりの東海環状自動車道大垣西ICから市内に入られ、スイトピアセンター学習館でご昼食後、奥の細道むすびの地記念館をご視察されました。
館内では、小川市長の先導のもと、松尾芭蕉自身が描いた俳画や芭蕉が描かれた肖像画などの展示資料を、約30分に渡りご覧になられました。
また、同館で行っている子ども俳句教室の作品や紹介パネルをご覧になられ、天皇陛下は「子どもたちが大人になっても、ずっと俳句に関心を持ち続けていられるといいですね」と述べられました。
当日は、大勢の市民の皆さんが沿道に詰めかけ、両陛下をお迎えしました。両陛下は車中からお手を振られ、市民の声に応えられていました。
館内では、小川市長の先導のもと、松尾芭蕉自身が描いた俳画や芭蕉が描かれた肖像画などの展示資料を、約30分に渡りご覧になられました。
また、同館で行っている子ども俳句教室の作品や紹介パネルをご覧になられ、天皇陛下は「子どもたちが大人になっても、ずっと俳句に関心を持ち続けていられるといいですね」と述べられました。
当日は、大勢の市民の皆さんが沿道に詰めかけ、両陛下をお迎えしました。両陛下は車中からお手を振られ、市民の声に応えられていました。
「奥の細道むすびの地記念館」の開館に際し、ご挨拶申し上げます。
豊かな水が大垣にもたらした様々な文化を、「おくのほそ道」を中心に、多面的に紹介していくことで、大垣の魅力がさらに見直されることと思います。 「むすぶ」という言葉には、結実する、終わりとするという意味の他に、新しいものを作り出す「再生」の意味も含まれます。 旅の終わりが新たな旅の始まりであるように、この「むすびの地記念館」で、新しい大垣の文化が育まれますよう。 大垣市奥の細道むすびの地記念館名誉館長 黛まどか |
黛 まどか
俳人。神奈川県生まれ。
1994年、「B面の夏」50句で第40回角川俳句賞奨励賞受賞。
2002年、『京都の恋』で第2 回山本健吉文学賞受賞。
2005年より「日本再発見塾」呼びかけ人代表。
2010年4月~2011年3月、文化庁「文化交流使」としてパリを拠点に活動。
主な著書に、紀 行『ら・ら・ら「奥の細道」』(光文社)、エッセイ『あなたへの一句』(バジリコ)、『その瞬間』(角川学芸出版)他多数。
【黛まどか公式ホームページ】 http://madoka575.co.jp
俳人。神奈川県生まれ。
1994年、「B面の夏」50句で第40回角川俳句賞奨励賞受賞。
2002年、『京都の恋』で第2 回山本健吉文学賞受賞。
2005年より「日本再発見塾」呼びかけ人代表。
2010年4月~2011年3月、文化庁「文化交流使」としてパリを拠点に活動。
主な著書に、紀 行『ら・ら・ら「奥の細道」』(光文社)、エッセイ『あなたへの一句』(バジリコ)、『その瞬間』(角川学芸出版)他多数。
【黛まどか公式ホームページ】 http://madoka575.co.jp
住所 | 〒503-0923 岐阜県大垣市船町2丁目26番地1 |
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電話番号 | 0584-84-8430 |
FAX番号 | 0584-84-8431 |
開館時間 | 芭蕉館、先賢館 … 9:00~17:00 観光・交流館 … 9:00~21:00 |
休館日 | 無休 (ただし、12月29日~1月3日及び展示替えの場合は休館) |
入館料 |
芭蕉館、先賢館 … 有料(一般:300円、団体:150円、年間:1,000円) ※団体扱いは20人以上とします。 ※当館以外に、「大垣城」、「郷土館」、「守屋多々志美術館」に入館できる共通入館券も販売します。(一般:600円、団体:300円) ※年間入館券は、発行年度(4月1日から3月31日の期間)のみ有効です。 ※入館料が無料となる場合 ・18歳以下の方 ・障がい者手帳をお持ちの方及び介護者の方 ・ぷらっと西美濃通行手形をお持ちの方 ・通訳案内士の資格をお持ちの方で外国人のお客様に同行される場合 ・市内在住の満65歳以上の方 観光・交流館 … 無料 |
交通アクセス |
・JR大垣駅から徒歩16分 ・JR大垣駅(4番のりば)からバス7分「奥の細道むすびの地記念館前」下車すぐ ・名神高速道路大垣ICから車で20分 ・東海環状自動車道大垣西ICから車で10分 |
奥の細道むすびの地第1駐車場 | 奥の細道むすびの地第2駐車場 | |||||||||||||
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