増田君に何を言ってもムダだと思うけど。
この中で、
しかしその後アニメーターやアダルトアニメの制作会社などが「売上が下がった」などと違法アップロードを非難しはじめるとこれが変わった。広告効果はほとんど無いことがわかったからだ。
とか言ってるけど、そんなもの当たり前だろう?
かつて、違法アップロードのなかった時代、特に情報を持ってない人は基本的に「ジャケ買い」するしかなかったのだ。実際に金払って買ってから、「こんなクズに金払うんじゃなかった」って後悔することはしばしばだった。今はそれなりに金を持っているから、「あーあ」くらいで済むけど、金のない頃はショックだった。
でも、幸いなことに今は違法アップロードされている。だから、そんな
スカ
でショックを受けることはない。違法アップロードの時点でダメだと思えば買わないで済む。だから、ニコ動やツベで見た時点で「これクズ」と判断されたら、売れない。つまり、駄作は売れないってだけ。
今までは駄作でもプロモーションが上手けりゃ、うっかり買ってしまう人がいっぱいいたんだよ。そういった「騙されて」買ってしまった人がいっぱいお金を落としていた。今はそれがなくなったから、売り上げ落ちて当然。
それとも、そういった「クズなコンテンツ」にも金を払えと言うのだろうか? それは作る側の短期的な利益からはいいのだろうが、見る側の論理ではないし、失望した人がファンになることもないから長期的な利益にもならない。そんな時代が終わろうとしているんだから、売り上げが落ちたと言うよりは、
適正化された
と言うべきではないか?
PS.
「アニメに関してはテレビで見てるよね」というコメントがあったけど、テレビを見た人ばかりが買うとは限らないわけだし、もちろん売上低下は↑て言ってるような理由だけでもない。
とは言え、一番大きいのは「わざわざ買っても…」という層が増えたということで、それは違法アップロードだけが原因ではない。でも、結局買うかどうかを「吟味」されちゃって駄作が売れないのは確かで、違法アップロードはその「吟味」の材料にはなっている。結局結論は同じで、所有欲を満たすものだけが売れるというだけで、それは「適正化」の結果。
もちろん「吟味」の方法は違法アップロードだけじゃなくて、視聴とかいろいろあるわけだけど、そういった手段が増えているということは、だんだん「駄作」には厳しくなって行き、間違って買ってしまった人による売上は下がってしまうということ。だから、単純に違法アップロードによって売上が下がったと言っても、本当に視聴者が違法アップロードだけで満足してしまった結果だと言い切るのは難しい。
そもそも“違法”アップロードされているものに手を出さなければ、無駄なお金を使わずにすむのではないですか?
合法に公開されているものを探すのではダメなんでしょうか。
ん? 前半の意味がわかりません。
合法公開でも同じことで、結局「吟味」されることで適正化されちゃったから売上が下がったんだと言いたいんですが。違法アップロードを手に入れて「満足」した結果売れなくなったのではないんじゃないの? って話です。
なぜ公開の意思のないものを、勝手にアップロード/ダウンロードしてよいのですか。
また、そうしたものに手を出さなければ、そもそも公開許諾のない駄作に出会うこともないのではありませんか。
それより自由意思で公開されているものを探せば、何の問題もなく、合法的に良作に出会う可能性があるのではありませんか。
最後の一文については、たとえば「気に入ったらお金を払う」システムを採用したコンテンツで実証できそうですが、”Stephen King” の例など否定的に終わっているケースがほとんどだと思います。
> なぜ公開の意思のないものを
mohnoさんともあろう人が、書いてないことを読むなんて… 私は現象について言ってるだけであって、是非なんて言ってませんよ。是か非かと言えば、当然非なわけですし。
とは言えそもそもニコ動だと、今見ている個別のコンテンツが合法かどうかって、最近わかりにくいので論じにくい。怒っている人がいるし、そんなにどんどん許諾されてるとも思えないから、違法アップロードがあるんだということは認識出来ますが。
でも是非とは別に、実際に勝手に公開されているものがあって、それを見て「やっぱりイラネ」となってしまうものは、仮にうっかり買ってしまっても満足もないわけで、それは一時的には儲かっても長期的には損だろうと。
> たとえば「気に入ったらお金を払う」システムを採用したコンテンツで実証できそう
それはまた違うんじゃないかと思いますし、ちょっと本文の意図と違う。なぜなら、このケースでは結果的に気に入らなくても損はしないから。
気に入らなかったら損をしてしまうという条件であれば、出来る限り損をしない方法を消費者は選ぶんじゃないの? ということです。
まぁ現実にはどっちも表裏だし、それぞれの立場で意図的にごっちゃにしちゃってるわけですが、「駄作」であれば「合法的吟味」であっても、結局は売上を落とすだろうという話ですよ。そういったものに対してまで、クリエイタはキレる資格があるのかと。
まぁ何でもタダが一番というお子様がいることも確かですが。
ブコメに「フリーライダー擁護」って書いてあったけど、私は別にフリーライダーを擁護する気はないよ。
「フリーライダー」云々で言うなら、「乗る気もない者から金取るなよ」って言うだけ。乗る気で乗ったら金払うのは当たり前。でも、渋谷駅の新南改札の方に抜けたい人から乗車賃取るのは違うだろうと。最初からつながってないと書いてあれば、うっかり違う口から出てしまうこともないでしょうと。
まったく同意する気がないので、注記にしたがって自分のブログに書いておきます。私のブログは、アカウントをとらないとコメントできないので、こちらにコメントを残してくだされば見に来ます。
あー原理はわかりました。
私もせっかくなんであらためてエントリを起こします。
ogochanは過去または現在行われていた事実について語っているだけなのに同意も否定もする必要がないように思われますが。