優秀なIT技術者が忘れがちなこと(1)

(2)以降があるかどうかはわからんけど^^;

ソフトウェアを書くと工数がかかる
工数がかかるということは、すなわち金と時間がかかる

いや、本当にあたり前のことなんだけど、優秀であればある程忘れがち。

「格言」としてはこれだけで終わり。でも、さらに続けるなら、「書いた」ということは、それをメンテし続けなければならない。また、仕事で書いたなら、その費用はどこかで回収しなければならない。メンテし続けるためには、どこかにソースを持っておかなければならないし、内容は把握しておかなければならない。費用を回収するということは、書いたというメリットを示せなければならないということ。

わかっちゃいるけど、つい忘れる。

PS.

そういったソフトを書くのはダメなエンジニアだよという声があったけど、そんなふうにとらえることが「優秀な人の罠」だと言ってるわけ。「俺は特別」じゃなくって、ソフトを書いちゃったら、それかかる手間とその後にかかる手間がかかるというのは、普遍的なことだということ。もちろん、「優秀でない人」も同じなんだけど、「優秀でない人」ってのは余分なソフトを書く方に頭が回らなかったりするわけだから、「罠」のあるところまで到達出来ないってだけ。

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